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認定特定非営利活動法人斗南どんどこ健康村

東京都

体験学習で学ぶ郷土の歴史や自然

団体名・プロジェクト名

認定特定非営利活動法人斗南どんどこ健康村

認定特定非営利活動法人斗南どんどこ健康村の写真

活動エリア 青森県むつ市及び東通村を中心とする下北郡内
ジャンル 地域活性化 学術・文化・芸術・スポーツ 教育・学習支援 

主な受賞歴や実績

平成22年度~平成23年度:
青森県むつ市が収蔵する民俗資料の調査及びデータバンクの作成をむつ市から委託を受けて実施した。

平成26年11月19日:
農業体験の受入が評価され、(有)石持グランドファームが青森県教育委員会からキャリア教育支援功労を受賞した。

この活動について教えて下さい

 当法人は、平成18年4月の設立以来、活力ある地域の発展を目的に、斗南どんどこ健康村をホームベースに郷土資料(民俗・南部裂織)の保存展示をとおして、地域の農林漁業・自然体験等を併せた学校等が実施する子ども体験学習の受入をしています。青森県むつ市及び東通村を中心とする下北郡内を活動エリアに、小学校を中心とする幼稚園、中学校、高等学校及びPTA等(以下学校等といいます。)が実施するふるさとの歴史文化・農林魚業及び自然体験等毎年20団体1,000人規模で受入支援をしています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

 郷土資料の展示及び公開をとおして、学校等が行う体験学習を支援し、子どもたちが生まれ育ったふるさとや家族を掛け替えのないものと気づき、豊かな社会性を身に付けることに役立つことを目的として活動を開始しました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

 体験中の子どもたちのはつらつとした行動や、事後の届く感想文でふるさとの昔のことや、昔の人の苦労を知り家族のことを思う文面に触れ、引率の教師からは「大変に有益であり以後の授業も進めやすくなり、何よりも子どもたちが喜んだ。」との礼状が届いたときに「満足して頂いて良かった。」と思います。

今後の夢と目標を教えてください

 当地域で通年体験学習の受入団体は幣法人のみで、学校等が実施する「子ども体験学習」の体験料や旅費についても支援しております。必要な経費については各種助成金や寄付金で調達しておりますが、十分な資金の確保が難しい状況にあります。
 私たちの取組の支援者が増え、学校等が安心して参加ができることを目標とします。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

 子どもたちの健全な成長を通して地域の発展に寄与するという基本理念を元に、子どもたちに各般にわたる体験学習の提供を試みております。
 このため、さまざまな分野の指導者(特に自然・歴史体験)が必要とされておりますので、大勢の皆様のご協力をお待ちしております。

取材者のコメント
古川勇樹 郷土資料の展示を維持するだけでも様々な苦労があると思われるが、それだけでなく、多くの体験学習プログラムや体験イベントを企画し、継続的に活動されているところに、郷土と子供たちを思う熱意を感じた。生まれ育った郷土の歴史や自然を学ぶときに、展示資料の見学や解説だけでなく、体験しながら学べることで子供たちにとっては印象深い学習機会になっていることだろう。子供の時代に郷土について知っていれば、日々の暮らしの中で地域の歴史や自然の良さを実感しながら過ごすことができる。そうすれば、故郷を出て他の地域で暮らすことになっても、物理的、心理的な故郷とのつながりを、より強く保つことにつながるのではないだろうか。
団体・プロジェクトの概要
代表者 理事長 奈良正義
住所 青森県むつ市大字田名部字下道4
TEL/FAX TEL:0175-22-4208  FAX:0175-22-7731 
お問い合せ koda@sofcom.jp
URL http://www.a-npo.org/portal/dondokomura