タイの食で地域おこし!
特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN (ヤムヤムソウルスープキッチン)
活動エリア | 日本、タイ |
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ジャンル | 地域活性化 食・産業、漁業、林業 |
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日タイ双方のローカル地域へ対して、万国共通の「食」を通じて独自にフォーカスし、既存のマーケットや方法にとらわれない「タイ料理をフィルターにした地域や食材の世界発信」を行っています。この両国間の新たな架け橋の創造活動を通じて、両国のローカル地域や産地の国境を超えたPR(=インバウンド&アウトバウンドの支援)や、全国の一次産業へ関わる方々の様々な活動支援(=海外展開、六次産業化)を中心に活動展開しています。
日本国内では各産地の旬の食材や郷土料理などの地域の食文化をヒントにした「オリジナルタイ料理レシピ」の開発や、そのレシピを使って行う地域産品PRのための食のイベント開催(=Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN都道府県版、市町村版など)と、産地発信の手段としてフードイベントという形をとりますが、これが目的ではありません。
当団体の特徴として、イベント開催のために必ず産地取材を行うため、産地へ直接足を運ばないと知ることのできない地域課題や問題を拾い上げ、当団体で持つタイとの様々なネットワークや解決アイデアを用いてプロジェクト化(食用いぐさを軸にした産地支援展開:熊本県八代市、雹害りんご農家の支援展開:青森県弘前市)、個別に企画立案から遂行までを一貫して行うしくみを提供しています。このようにタイ料理がフィルターになりながら、全国の産地へ改めて着目・発信し、産地の問題解決をも自ら行うことを通じ、両国間の繋がりを食を中心に創り出すという「価値創造型+問題解決型」両方の特徴を併せ持つNPO法人として独自の活動展開を行っています。
代表理事の西田はデザイナーとして20年のキャリアを持ち、NPO設立までのキャリアを通じて一貫して全国各地でモノづくりや場作りに関わってきました。その中で、各地で受け継がれてきた食や伝統文化の希薄化や、人口減少による街の衰退化などを見るにつれ、地域を元気にする活動の取り組みの必要性を痛感しました。同時に、旅行をきっかけに興味を持ち、後にタイレストランの厨房で働くことになり、深く関わりを持つことになったタイ王国に関する独自の知見やネットワーク。この3つのキーワードをかけ合わせることで、他にない視点の地域貢献や地方活性化ができるのではないかと考え、内閣府の支援を受け、任意団体からNPO法人としてスケールアップしてきました。
行政や企業が手掛ける既存事業や提供サービスでは解決できない問題が全国各地に溢れています。そして、すでに世の中にある活動やサービスをなぞることには意味を感じません。直接関わることで産地の問題を拾い上げ、弊会にしかできない解決方法の企画遂行を通じて、時代の変化から来るミスマッチの解消や、問題解決に貢献できたときに存在価値を感じます。オンリーワンの活動展開に誇りを持って取り組んでいますので、他にない価値を理解し認めていただき、依頼や評価を頂けることに感謝していますし、活動を通じて全国の生産者へ繋がっていけること、共に歩めることも非常にありがたいことです。
当初よりメインテーマとして掲げている「日本列島47都道府県 meets タイ王国77県」の早期実現のために、47都道府県にすべてタイ料理を軸に関わりを持ちながら、日本国内はもとより、さらにはタイ〜世界各地へと連続紹介していくことは切らさずに続けていきます。そして、年に1〜2回のペースで行ってきたタイ国での活動展開を早い段階で本格始動したいと思います。食を軸にしながら観光誘致や伝統文化の継承なども含めて行い、両国のインバウンド&アウトバウンドの更なる発展支援を形にします。
食に関係したイベントや活動が近年巷に溢れかえっています。その場を単に楽しんでいただくことだけでなく、企画の背景に流れているものを理解し、広がる可能性や効果などに幅広く関心を持てることは適性として求められる部分です。弊会で手掛けていることは産地にタイ料理を軸にして独自のスタンスで関わり、食のイベントを中心にして産地の魅力や強みを紹介し、広く知ってもらうきっかけを提供することをトータルプロデュースしていくこと。食に感度が高いことはもちろん、偏ったタイマニアでもなく、全国や世界のローカルの問題などにもアンテナを張り、日タイ両国間でバランスよく意見や発想ができたり、アクションを起こせることが求められます。他に類似の活動が無いオンリーワンの活動団体です。想いのある方に一人でも多く活動に関わっていただけることを願っています。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 日本各地の産地で、大量流通には乗らないような地場食材の発掘、栽培が広がっている昨今、地場食材などの食文化を活用して地域を活性化しようという活動はいろいろな地域で見られる。しかしながら、そこに必ずタイの食や文化を関係させてしまうというこの団体の活動に、オンリーワンの独自性とタイ国への強い情熱を感じた。また、これまでの活動に誇りをもっていて、自信にあふれるアクティブな姿勢が印象的であった。きっとこれからもどんどん面白いことを仕掛けていってくれるだろう思わせる、今後の活動が大変楽しみな団体である。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 西田誠治 代表理事/6次産業化プランナー/デザイナー |
住所 | 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービルディング4F #409 |
TEL/FAX | TEL 070-5371-4777 FAX 03-6779-4026 |
お問い合せ | info@yumyam47.com |
URL | http://yumyam47.com http://www.facebook.com/yumyam47 |
主な受賞歴や実績
・タイ国政府商務参事官事務所(DITP)後援
・タイ国政府観光庁(TAT)後援
・内閣府地域社会雇用創造事業(平成23年度・iSB公共未来塾)採択事業
・READYFOR?クラウドファンディング「食の特集」(アサヒグループホールディングス協賛)マッチング・ギフト大賞受賞