特定非営利活動法人日本上流文化圏研究所

この活動について教えて下さい

日本で最も人口が少ない町・山梨県早川町で、地域の活性化を目指し活動する中間支援組織です。地域資源の掘り起こし、住民や集落活動のサポート、都市部からのボランティアや移住者の受け入れ、地元の子どもたちへの自然体験等、幅広い活動を行っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

元々は、早川町役場が総合計画に基づき平成８年に設立した組織です。地域活性化にとって、地域の自然、歴史、文化等を活かしたまちづくりと、その推進母体の必要性を感じていたからだと思います。こうした考えに共鳴した、大学や外部の有識者の協力も仰ぎながら、活動がスタートしました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

中間支援組織なので、我々はあくまで黒子です。活動が表には見えづらく、住民の皆さんと一緒に活動しなければ成果を上げることはできません。そう言う意味で、上流研があって良かったと、住民のみなさんに存在を認めていただいた時が一番嬉しいです。

今後の夢と目標を教えてください

持続可能な地域の姿を作りたいです。その中で、農山村に住む人々の賢く、たくましく、美しい暮らしぶりと、その暮らしによって形作られた風景を後世に残していきたいと考えています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

町外からも、大勢の学生やボランティアの活動への参加があります。また、正会員、賛助会員、サポーターズクラブ会員に登録し、金銭面での援助をして下さったいる方が400名近くいらっしゃいます。日本の原風景であり、命の源である水を生み出す山村を守る活動に、ぜひご協力下さい。