ピースマークで子供たちに笑顔を
特定非営利活動法人 ピースプロジェクト
活動エリア | 東日本大震災の被災地、世界 |
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ジャンル | その他 国際協力 教育・学習支援 |
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「世界中の子どもたちの目を輝かせる」ことを目指した社会貢献プロジェクトです。これまで認定NPO法人AAR Japan[難民を助ける会](http://www.aarjapan.gr.jp)を通じて、カンボジア、スーダン、ハイチ、ミャンマー、ラオスなどの支援現場で活動のサポートを展開しています。東日本大震災では発生直後に緊急支援として物資支援、炊き出しなどを行い、その後は子ども向けのイベントや国内外のキャンプなどを継続的に実施しています。
株式会社イングラム(http://www.ingram.co.jp)の登録商標である「ピースマーク」を用いた商品化を推進して、売上の一部をAAR Japanに寄付し「世界中の子どもたちの目を輝かせる」ことを目指して、2002年4月にスタートしました。東日本大震災発生後は、主体的に長期的な活動を行っていくために、2011年10月にNPO法人化。NPO法人ピースプロジェクトとして、東日本大震災の被災地での活動に加え、豪雨による土砂災害に見舞われた広島市への物資支援、ミャンマー、ラオスの障害者施設訪問なども行っています。
福島第一原発に近い地域では、いまだ住むことができない場所がたくさんあります。住む場所はあっても海水浴ができなくなってしまったり、公園が閉鎖されてしまったりと震災以前に比べ、不自由な生活を強いられている子供たちがたくさんいます。お祭りやプラネタリウム視聴会、避暑地での林間キャンプなどを定期的に行っていますが、その度に多くの方々から「ありがとう」と言われます。失われた遊ぶ場や学ぶ場、交流の場を提供できたようで素直にうれしいです。
円の中に三本の直線で鳥の足跡を逆さにしたような図形が描かれたピースマーク。Tシャツやアクセサリーなど、いろいろな商品で見かける有名な意匠である。世界平和を祈ってデザインされたそのマークが使われた商品を購入すると、代金の一部がボランティア活動のために寄付され、被災地や途上国の子供たちのために使われるという。街中や周囲の人の服装でよく見慣れたマークが、被災地や子供たちの支援活動につながっている。買い物で迷った時にはピースマークが付いているデザインのものを選びたいと思った。
東日本大震災の被災地では、避難している間に自宅が動物たちに荒らされてとても住むことができなくなってしまった人たちも少なくありません。子どもの数が震災以前の半分近くになってしまった地域もあります。震災から月日が経ってもまだまだ解決すべき問題はあると実感しています。とりわけ子どもたちが失いつつある、本来享受すべきさまざまな機会を少しでも提供していきたいと考えています。そして、日本のみならず、世界中の子どもたちの目を輝かせられるよう活動を続けていきたいと思います。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 円の中に三本の直線で鳥の足跡を逆さにしたような図形が描かれたピースマーク。Tシャツやアクセサリーなど、いろいろな商品で見かける有名な意匠である。世界平和を祈ってデザインされたそのマークが使われた商品を購入すると、代金の一部がボランティア活動のために寄付され、被災地や途上国の子供たちのために使われるという。街中や周囲の人の服装でよく見慣れたマークが、被災地や子供たちの支援活動につながっている。買い物で迷った時にはピースマークが付いているデザインのものを選びたいと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 加藤勉 |
住所 | 東京都千代田区岩本町2-8-12 NKビル8F |
TEL/FAX | TEL 03-5823-0033 / FAX 03-5823-0031 |
お問い合せ | nnet@niigata-ngo.org |
URL | http://www.niigata-ngo.org/ |
主な受賞歴や実績
ピースマーク商品で、子どもたちに笑顔を