難病レット症候群の完治を目指す!
NPO法人レット症候群支援機構
活動エリア | 日本全国 |
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ジャンル | 医療・福祉 |
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1万人から1.5万人の一人の確率で発症する、女の子のみに起こる進行性の不治の神経疾患「レット症候群」という難病の完治を目指した取り組みを行っています。その中で、様々な情報発信を講演会、インターネット、メディアを通じて行っていて、患者同士の交流も行っています。
自分の娘が「レット症候群」と診断され、不治の難病と解った時、何十年先同じような思いをする人が居ていないように、自分たち世代に何が出来るか考えました。アメリカ等の海外では「レット症候群」は日本と違い、患者団体の積極的な活動により研究も盛んで、寄附等の支援も大きい事が解り、この日本でも積極的に研究に関わられる様な新しい患者団体の動きが必要考えNPO法人を設立しました。
同じ「レット症候群」の患者さんから「この活動に勇気をもらいました」とか「子供達の希望です」等のコメントを頂いたり、また一緒に活動をしたいという方々が日本全国に増えてきている事と、多くの一般の方々からも応援をして頂いているのが嬉しいです。また確実に「レット症候群」を取り巻く環境がここ数年で変わって来ているのも嬉しいです。
研究者さんと患者団体との協力体制は構築されつつあるので今後は、製薬企業さんも交えた完治を目指した新薬開発に向けた協力再生が取れるようにする事が目標です。また、今年度からはじめるコミュニケーションプロジェクトで言葉を話すことが出来ないレット症候群の子供達に「重度障がい意思伝達装置」を貸出しコミュニケーションの可能性を広げていきたい。
日本ではまだまだ認知度の低い「レット症候群」を先ずは知って下さい。
当支援機構のウェブサイトhttp://www.npo-rett.jp/
またもっと詳しく知りたい方は寄附の本(売り上げが全額寄付になります)をぜひ読んでみて下さい。http://www.npo-rett.jp/rett_fundbook.html
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 認知度の低い難病を多くの人に知ってもらうための活動だけでなく、医学や薬学、政治家など様々な分野の専門家や企業も協力する体制を作り上げており、とても精力的に活動されていると感じた。現在レット症候群で苦しんでいる人たちを支援するだけでなく、治療法などの研究を進めるための支援を募り、根本的な治療を目指すという目標が明確で、迷いがない様子が伝わってきた。患者団体や市民からの支援が届き、早くこの難病の治療につながってほしいと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 谷岡 哲次 |
住所 | 大阪府枚方市津田南町2丁目37-2 |
TEL/FAX | TEL/072-380-6767 FAX/072-808-4770 |
お問い合せ | support@npo-rett.jp |
URL | http://www.npo-rett.jp/ |
主な受賞歴や実績
2011/4、NPO法人設立、日本でも珍しい研究者を支援する団体として、各メディアに取り上げられる
2011/7.地元枚方市の広報紙掲載、2011/12.NHKニューステラス関西、ニュース神戸発に続けて活動等が放送される。反響が大きく2012/1.NHK全国放送おはよう日本でも放送される。
2012/3.週刊女性「人間ドキュメント」にて特集記事掲載。
2012/12.NHKラジオ「関西ラジオワイド」に出演
2012/12.大阪にて「レット症候群シンポジウム開催」
2013/6.国際ソロプチミスト枚方中央「リジョナルプロジェクト国内奉仕先賞」受賞
2013/10.研究者と共同でレット症候群患者データベース構築に向けての取り組みを開始
2014.2研究費助成先の公募開始
2014/2読売新聞近畿2府3県地域面にて活動記事の掲載
2014/4.研究者(機関)2名にそれぞれ100万円の研究支援を行う
2014.地元ラジオ局「FMひらかた」出演
2014/4.阪急阪神ホールディングスから活動助成金を受ける
2014/4.東京にてシンポジウムの開催
2014/7.阪神阪急ホールディングス「ゆめまち情報誌」に活動記事掲載
2014/11.東京にて研究者を講師に医学的基礎勉強会開催
2014/12.第2回研究費助成公募開始
2015/3.大阪コミュニティ財団より活動助成金の採択を受ける。2015/4.日本郵政㈱「年賀寄付金事業」より活動助成金の採択を受ける、この2団体からの補助金により日本初コミュニケーションプロジェクトを開始する