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特定非営利活動法人失敗学会

東京都

「失敗学」で生産活動の事故、失敗を未然に防ぐ

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人失敗学会

特定非営利活動法人失敗学会の写真

活動エリア 日本各地
ジャンル その他 

主な受賞歴や実績

工業界を中心に産業全般における事故や失敗の分析をネットから発信しています。その他、工場、歴史遺産を含めた社会見学、講演会の主催なども行っています。

この活動について教えて下さい

春合宿:地域を定め、5月に2泊3日で見学および勉強会の開催。 大阪夏の大会:失敗学会外部から識者を招聘して講演を聴き、勉強をする。 冬の東京大会:失敗学会員から演者を選定して講演会を開催。 失敗学フォーラム:月一度の勉強会、会員講演、工場見学など。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

産業界の失敗や事故をどうすれば減らし、被害を軽減できるか、その考え方の啓蒙するために始めました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

講演やホームページを通じた情報発信に対して、積極的なフィードバックがあった時です。

今後の夢と目標を教えてください

会員数の増加、運営費の捻出が課題です。今のコバンザメ状態から脱して余裕を持って事務所を構えたいと思っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

現在、東大で間借り状態なので、職員の採用はできません。各イベントでは、会員様からボランティア的に中心的運営を行う人が出ますが、参加者全員による運営と言っていいでしょう。失敗学について勉強をする場と思ってください。

取材者のコメント
古川勇樹 失敗学とは聞きなれない学問の名前であるが、失敗には成功につながる多くのヒントがあり、学ぶことは多い。失敗の経験や失敗から得た示唆、知見を、広く業界で共有し、失敗の再発や大きな事故などの予防に役立てようというこの団体の活動は、業界全体のカイゼン活動のようである。失敗を経験して初めてわかる情報や、その後のリカバリーの経験など、その失敗を経験していない事業主体にとっては大変貴重な情報となることであろう。この団体の活動が、業界全体の生産力向上に寄与していることは間違いない。
団体・プロジェクトの概要
代表者 畑村洋太郎
住所 文京区本郷 5-29-12
TEL/FAX 090-7809-0079
お問い合せ admin@shippai.org
URL http://www.shippai.org