公園の特設線路でミニSL乗車会
特定非営利活動法人 市川蒸気鉄道クラブ
活動エリア | 千葉県市川市、東京都練馬区高松 |
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ジャンル | 学術・文化・芸術・スポーツ |
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線路の幅が5インチ(127mm)の鉄道模型施設です。主力は蒸気機関車でディーゼル機関車、電機、新幹線等多数あります。機関車は原則として会員個人の所有物で、運転が終われば自宅に持ち帰り点検や修理を行います。線路施設等をレイアウトと言いますが、その建設、整備等も安全運行には欠かせないものなので、会員自ら工夫をして作業を行っています。この活動は、市川市と共同で行い管理運営をクラブが引き受けており、市川市からの金銭的な補助はありません。
大型鉄道模型は作っても走る場所が無いのが悩みの種でした。仮設線路ではなく常設のレイアウトが必要であるということで、市川市と交渉して公園の一部を借りることが出来、レイアウトを建設できたのが始まりです。
子供達の無邪気な喜びは何よりの贈り物ですが、何かを作る時に頭と手を使って成し遂げることは、こんな事も出来るのだという達成感が得られるのです。自分たちの好きなことだけをやるのではなく、それが地域の住民も喜んでくれれば我々も楽しいのです。
市川市行徳のレイアウトをもっと拡充して、公園で遊ぶ人が踏切を通らなくてもすむ立体交差のものに替えたいのが夢ですが、公園という制約があるのでかなり困難です。練馬区に運客しないプライベートなレイアウトがあるのですが、そこのクラブハウスを改善する。これは早く実現する予定です。
鉄道が好きな人は大勢いると思いますが、大型鉄道模型を見ると壁が高く感じられるようです。一度見学にこられてはいかがですか。機関車を持っていなくても入れます。他のクラブ員とコミュニケーションを持ちいろいろと教わるのも楽しいものです。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 鉄道愛好家や鉄道模型は、大人の趣味としてすっかり定着した感がある。模型とはいえ、精巧で本物そっくりなもので、人が乗れるような大型模型もあるという。そんなミニチュアの機関車や新幹線が、公園という誰でも入れる場所で走っているところを見れば、子供たちは大喜びであろうし、大人も童心に帰って楽しくなってしまうだろう。また、この活動の会員の人たちが、鉄道模型という趣味や公園での市民の方との触れ合いを純粋に楽しんでいる様子が伝わってきた。クラブ会員の皆さんが手塩にかけて整備している機関車の雄姿を、ぜひ直接見てみたいと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 及川 健彦 |
住所 | 千葉県市川市湊新田 |
TEL/FAX | 03-5932-1381 |
お問い合せ | oikawat@signal-a.com |
URL | http://signal-a.com |
主な受賞歴や実績
昭和51年以来市川市とともに毎月1回ミニSLの無料乗車会を開いています。