東北の造形作家を支援し、美術をより身近なものに!
特定非営利活動法人 東北の造形作家を支援する会(Supporting Organizasion for Artists of Tohoku、略称:SOAT)
活動エリア | 宮城県仙台市を中心に全国 |
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ジャンル | 学術・文化・芸術・スポーツ |
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東北に縁のある造形作家の創作活動及び発表活動を支援することを通じ、地域社会に対して芸術をより身近なものにし、地域文化向上及び経済産業の活性化に寄与することを目的に設立したNPO法人です。子どもの育成支援活動では、「児童館協働プロジェクト」や被災地復興支援を目的とした「にじいろぱれっと」の活動を主に実施しております。
美術は、一般には馴染んで貰い難く、造形作家を目指す美大卒の優秀な若者や独学で造形作家を目指す人は沢山いるが、その大半が日々の生活に追われ夢なかばで断念していくのが現状です。また、発表の場所や機会にも資金が必要で本来の制作活動に恵まれていないのが現状です。そこで、一般の人たちに美術を身近に感じて頂き、理解して頂く為の活動を始めました。
個人で作家活動をしている造形作家にとって、作品の展示や販売などは中々難しい中で、
SOATの活動に参加している作家は、個人では発表することが難しい関東圏などでの作品発表が出来た、企業施設でのワークショップ開催やグッズ販売、常設展示が出来て活動の場所が広まった、などの感謝の言葉を頂くことが出来たときです。
また、SOATこどもの育成支援プロジェクトなどに参加協力をいただいている大学生や作家からは、普段体験できない活動に参加できたことで活動の幅が広がった、研究の役に立った、と、支援活動先の児童館や、被災地の子どもたちからは、楽しそうに満足げな笑顔や「また来てね!」「ありがとう!」の言葉、感謝状を頂いたときです。みんなの笑顔が、疲れを癒してくれます。「こちらこそありがとう!」という気持ちです。
SOATの事務局建物も開業して間もなく3・11の震災で罹災しておりましたので、じっくり見直しの時間を持つ事なく急ぎ足でプロジェクト活動をすすめてきたように思います。これを充実させていきたいと思います。
美術は、実はとても身近なもので、未来を担う子どもたちの育成にも深く関わっています。美術にふれることで細やかな楽しいひと時を過ごし、コミュニケーションのきっかけにして頂きたい。豊かな心を持ってもらいたい。これからもそんな思いで一つ一つ見直しをしながらスキルアップしていきたいと思います。
美術に興味のある方や、これまでは美術にまったく興味の無かった方に一度、SOATのアートワークショップに参加頂き、「美術って何?」「なるほど!」を体験して欲しい。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 美術作品というと、美術館に展示されていたり、公園や大通りにある銅像だったり、分かる人には分かるもの、という印象を持つことも多いのではないだろうか。一方、私たちは小さいころにお絵かきをしたり、小学校の図工で作品を作ったりしている。その時の創作経験と大人になってからの美術作品との間には、だいぶ距離があるように感じる。この団体では子供たちの育成に美術を取り入れるプロジェクトを展開しているが、自己表現やコミュニケーションの方法として、子供の頃のようにはなかなか素直に表現できない大人にとっても、美術は必要なスキルなのかもしれないと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 藤原久美子 |
住所 | 宮城県仙台市青葉区郷六笹ノ上5-4 |
TEL/FAX | TEL:022-398-8844 FAX:022-398-8845 |
お問い合せ | head@soat.jp |
URL | http://www.soat.jp/ |
主な受賞歴や実績
2009年12月 富県みやぎ仙台創業支援認定事業に承認
2010年 2月 NPO法人認証「東北の造形作家を支援する会」
2011年 8月 ろうきん地域貢献ファンド2011年度助成事業認定
2011年11月 宮城県教育庁生涯学習課主催「みやぎ教育応援団」登録
2012年 9月 ろうきん地域貢献ファンド2012年度助成事業認定
2013年 4月 H25年度公益財団法人石橋財団特別寄附助成認定
2013年 7月 みやぎNPO夢ファンドH25年度助成認定
2014年 3月 H26年度日本郵便の年賀寄附金助成事業認定
2014年 4月 H26年度公益財団法人石橋財団特別寄附助成認定
2014年 7月 2014年カルビーニコニコこども基金認定
2015年 4月 H27年度公益財団法人石橋財団特別寄附助成認定