ビジネス視点で高齢者問題に挑戦中!
NPO法人 東上まちづくりフォーラム
活動エリア | 埼玉県志木市など |
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ジャンル | まちづくり 医療・福祉 |
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現在注力しているのは、高齢者の孤立防止を目的とした「地域支え合い活動と交流サロン運営事業」(ハッピー事業)です。お困りごとを家族に代わってお手伝いする支え合い事業(生活支援)と、交流サロン(介護予防)を結び付け高齢者が住み慣れた町でいきいき暮らすことができるようにします。
会員の中心は企業OBで、退職後現役時代の経験やスキルを生かして地域の(中小)企業や行政に役立てるために「ビジネス助っ人隊」を結成しました。その活動の中から地域の課題として自身も含めた「高齢者」の問題が切実に感じられるようになりました。ビジネスの視点から高齢者問題に取り組んでみようと思ったことがきっかけです。ただ、福祉にビジネスを持ち込むことは大変困難で、現実には赤字を助成金で補いながらやりくりしているのが実態です。
お手伝い隊の利用者(高齢者)からの感謝の言葉はもとより、ボランティア(サポーター)として協力いただいている人の充実感をうかがうと、やっていてよかったと思います。サポーターのスキルアップにも力を入れていて、サポーター自身も成長を実感しているようです。
活動範囲はまだ事務者の近隣地域に止まっていますので、市内全域にも広げていきたいとおもっています。そのためには他団体とも連携を組んで範囲やサービスメニューを広げていきたいです。また幅広くサポーターを募る必要があります。
退職後現役時代の経験やスキルを生かして地域に貢献してみたい方、一人ではできないが会員メンバーを募り、法人として何かを立ち上げてみたい方を歓迎します。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 企業OBの人たちが、退職後に現役時代の経験やスキルをいかして、地域の企業や行政の助っ人になろう、と立ち上げた団体であるとのお話だった。退職まで勤め上げ、経験やスキルを磨いてきたような人たちの多くは、現役時代には職場と自宅との往復の毎日で、住んでいる地域とかかわりを持つことは少なかったかもしれない。それは、介護や福祉の専門家ではなく、地域についても改めて知り始めた、いわば客観的な視点で地域の高齢者問題を見ることができる人たちともいえるだろう。専門でない背景を持つ人たちによって、これまでにない取り組みが生まれることを期待したい。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 柴田郁夫 |
住所 | 埼玉県志木市館2-5-2 鹿島ビル4F |
TEL/FAX | TEL 048-473-0655 / FAX 048-476-4607 |
お問い合せ | info@tojocity.org/ |
URL | http://www.tojocity.org/ |
主な受賞歴や実績
埼玉県委託(助成)事業;
ジモトのおやつ(埼玉県南西部)開拓事業、障害者就労施設・シニア世代連携事業、地域支え合いお手伝い隊の運用
国委託(助成)事業;
(独)福祉医療機構助成福祉事業、(株)YRP高度通信技術者育成事業
特定非営利活動に係る事業
① 地域資源の再発見と人材開発の場の提供 →ビジネス助っ人隊、行政からの委託事業など
② まちづくり提案とプロジェクト活動 →高齢者地域支え合い・お手伝い隊など
③ 住民交流の場づくり →にぎわいプロジェクトなど