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NPO「21世紀の医療・医学を考える会」(略してe-クリニック)

東京都

患者さんの頼れる味方

団体名・プロジェクト名

NPO「21世紀の医療・医学を考える会」(略してe-クリニック)

NPO「21世紀の医療・医学を考える会」(略してe-クリニック)の写真

活動エリア インターネット環境(スマホも含めて)さえあれば、誰でもどこでもいつでも情報を受信できます。
ジャンル 医療・福祉 

主な受賞歴や実績

「21世紀の医療・医学を考える会」として20年、e-クリニックとして15年、本音で情報発信をしてきました。その間、出版した書籍は20冊以上、開催したセミナーも50回を越え、地道に啓蒙活動を続けています。また4000人以上のがん患者さんの相談にも応じています。

この活動について教えて下さい

e-クリニックは、現代医療の弱点を補うために創設された機関です。有志の医療者(医師、中医師、薬剤師、看護師、検査技師、管理栄養士、鍼灸師、気功師、サプリメントアドバイザー、がんサバイバー)が協働で、インターネット、メール、面談、セミナー、ワークショップ、書籍などを通じて、日々、有意な情報を発信し続けています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

1995年の阪神淡路大震災の被災やボランティア活動をきっかけとして、有志の若手医師たち数名が、医療・医学の本来のあり方を、既成概念にとらわれることなく自分達なりに考え自由に議論する場を設けようと「21世紀の医療・医学を考える会」を発足。
その後、各地で勉強会・講演会などさまざまな活動を行なってきた中で、多くの国民が、健康・病気について不安を感じたり、医師や病院に対して不信感をいだいたりしている現実を知りました。そういった健康・病気にかかわる、多くの悩み・不安・不信を解消するためには、正しい知識と智慧が必要であると考え、そんな知識と智慧を気軽に容易に得る場として、2001年に『e-クリニック』 をスタートさせました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

この仕事の遣り甲斐や喜びですが、「病院では言えない、聞けない」患者の本音の部分の相談を受けることが多く、特に病院や医者から見離されてしまった方々の言葉は医療側、患者側双方の痛みが判るぶん余計にきつく感じますが、それでも希望を捨てずに支えていく事で患者自身が立ち上がり、病を克服していく方々が増えていくことはとても喜ばしく、嬉しいものです。一人の力ではなく、大きな全体のチームワークがそれをさせてくれているのですが、その結果、本人が希望(きっかけ)を持ち、元気になっていき、次に会ったときに笑顔で話しかけてくれる時に凄く遣り甲斐を感じます。

今後の夢と目標を教えてください

e-クリニックの今後の目標ですが、e-クリニックの考えが全国的に広がり、各都道府県でその考えを指導できる医師やスタッフが居て、サポートする患者会が在って、選択できる様々な治療法があって、不安でいる時間が減り、できるだけの環境が整うことです。そしてその時e-クリニックは全国民の意識の中にもあり、その考え方が未来へと受け継がれていくことが夢であります。
具体的には『22世紀・病院がなくなる日 良心派医師の見た夢』飛鳥新社をごらんください。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

誰かを救いたい、役に立ちたいだけでは何もできません。しかし、自分に何ができるか、どうしたら役に立てるのかを考えられる人。自分の持っているスキルの活かし方を提案し、責任を持ってe-クリニックを支援できる人。なにごとにも相手を重んじながら相手の欲するものを的確に考えられる人。そして何より自分の能力を知り、その上で自分よりも先に相手を考えられる人。これらの一つでも当てはまる方であればe-クリニックはいつでもウェルカムです。そして何より大事なのはe-クリニックの仕事を好きになれる人。

取材者のコメント
古川勇樹 病への不安。それは多かれ少なかれ誰もが抱いているものだろう。自分の命を預ける医師や病院に対しても同様だ。不安を抱いたとき、それを取り除いてくれるのがこの団体だ。家族や友人では解決できない不安を、専門的な知識や智慧を用いて解決できる。それがこの団体の最大の魅力と言えるだろう。
団体・プロジェクトの概要
代表者 岡本 裕
住所 大阪市淀川区西中島6丁目2-3 チサン第7新大阪1123号
TEL/FAX 06-6305-9629  050-3588-8685
お問い合せ info@e-clinic21.or.jp
URL http://www.e-clinic21.or.jp