釣り人が汚した自然は、釣り人の手で綺麗に!
認定NPO法人 日本釣り環境保全連盟
活動エリア | 全国 |
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ジャンル | 美化清掃 自然保護 |
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釣り環境保全リーダーを育成し、その釣り環境保全リーダーが釣り大会時に、釣り人を対象に環境保全講習会を開催して、釣り人にもっと環境へ目を向けてもらうための指導を行なっています。また、釣り環境保全リーダーは子どもたちの釣り教室を開催して、水辺の環境学習・魚釣り体験・釣り場の清掃活動を通して、子どもたちに釣りの楽しさ、釣りの技術、釣り場の環境保全の大切さを学んでもらっています。
美しい日本の自然、この素晴らしい自然環境を守り育てていくことが大切です。
しかし、ここ数年釣りに伴う釣り糸・ルアー・ワーム及びビンカン等のゴミにより、環境を著しく損なっており、早急により適切な対応が求められております。
そこで、釣り場(湖沼・河川・海岸)の環境を保全するための事業を行い、社会への貢献につながる活動を実施するために、平成13年に『日本釣り環境保全連盟』はNPO法人として設立されました。
釣り教室に参加した子どもたちが、目をキラキラ輝かせて『釣りが楽しい、もっと釣りがしたい!』と言ってくれた時は本当に嬉しいです。
すべての釣り人の環境保全に対する意識の向上により、日本全国の釣り場が、ビン・カンはもちろん、放置された釣り糸や釣り針のない環境にやさしい水辺になることです。
釣り人は釣りに伴う小さな環境破壊に目を背けがち!
このままでは湖底に放置されたルアー等の人為的なゴミからの環境ホルモンの溶け出しや、放置された釣り糸や針が水鳥に絡まるなどの問題が!
このような釣りによる環境破壊の問題を解決すべく、釣り人自らが中心となってこれから考えていかなければならないのが“釣り人と自然の共存”です。
多くの愛好者を夢中にさせる“釣り”を守っていくために、何をしなければならないのか! 釣り場は釣り人の手で守るべきであり、釣り人が汚した自然は釣り人自らが取り戻すべきです。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 釣りとは、自然の恵みを分けてもらう行為にもかからわず、モラルを守らない一部の釣り人によって、せっかくの自然を破壊しているという現状は、釣りをしない自分にとっても悲しい事実だ。そんな中で、同じ釣り人の立場から、環境への意識を高める運動が起きたことで、少しずつかも知れないが釣り人全体の意識が変わるような気がする。なぜなら、愛好家同士でしか通じ合えない部分もあるだろうし、同じ立場からの注意喚起であれば素直に聞き入れられる、という人も多いのではないだろうか。「釣り人=自然を守る人たち」というイメージに変わっていくことが期待される。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 山下 茂 |
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713-39 ITプラザ内 |
TEL/FAX | 0555-83-3277 / 0555-83-3278 |
お問い合せ | 08front@npo-jef.jp |
URL | http://www.npo-jef.jp/ |
主な受賞歴や実績
環境goo大賞2008 NGO/NPO部門 奨励賞