鳥の住まいから考える、自由な自然の姿
NPO法人バードハウスプロジェクト
活動エリア | 世界 |
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ジャンル | 学術・文化・芸術・スポーツ 環境全般 自然保護 |
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バードハウスとは、人の手による鳥の住まいです。その巣箱を考え創ることを通して、「人と自然の共生」について洞察できるのではないか。さらにバードハウスは、宗教や文化、年齢に関係なく、誰もが考えることができます。それが活動の大元にあるコンセプトです。
活動としては、世界有数の建築家、カーデザイナー、ヨットデザイナー、人工知能デザイナーなどに声をかけ、彼らなりのとらえ方でバードハウスを制作してもらいました(現在150点以上所蔵しています)。それらを展示し環境問題を“考えるきっかけ”にしてもらうだけでなく、シンポジウムやサイエンスカフェを開催したり、子供や学生対象のバードハウスコンペを実施したりと、立体的な活動を旨としています。
当NPO法人の発起人が自らの手でバードハウスに取り組んだのが始まりです。その時、感じた思いを携えて所属していた会社に働きかけ、環境活動の一環としてイベント化しました。一度で終わる予定でしたが、その手応えからNPO法人を立ち上げ、現在に至ります。
作品を通して世界中の人々が同じベクトルで環境について考えてもらえることです。
バードハウス展を常設で開催できるようにすることです。さらに作品が増えることをのぞみますが、それよりもより多くの人たちにバードハウスの考え方に触れていただき、環境や共生についてより深く考えるきっかけにしていただくことです。
賛助会員を募集しています。また、それだけでなく大学祭や企業の環境活動はもちろん、美術館や地方自治体の活動の一環として、バードハウス展やシンポジウムなどを主催してみようと思われる方はお気軽にお声掛けください。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 人の手による鳥の住まいであると伺ったので、はと時計のような形で穴の空いている木の箱が思い浮かんだのだが、この団体のホームページに掲載されている作品の写真を見てとても驚いた。鳥がその中で暮らすという従来の概念には縛られず、鳥が空を飛ぶかのように自由な発想で作られた作品たちを見て、“自然”が意味するものとはとても多様で懐が深いものなのだな、と感じさせられた。特に、一線の現場で実績のあるアーティストが考える自然の姿は独創性が素晴らしく、また、それぞれのアーティストの分野における自然のとらえ方が垣間見られるようでとても興味深い。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 竹中 友美 |
住所 | 大阪市西区西本町1-12-19 清友ビル2F |
TEL/FAX | TEL/FAX. 06-6533-1501 |
お問い合せ | ホームページの問い合わせフォームをご利用ください |
URL | http://www.birdhouse.gr.jp/index.htm |
主な受賞歴や実績
世界7都市に支部をもち、活動しています。
(実績としては、国内では大阪、東京、北九州、新潟、岡山・直島、熊本。国外では、韓国、中国)