柏をもっと楽しく、大好きなまちへ!
特定非営利活動法人 柏市インフォメーション協会 かしわインフォメーションセンター
活動エリア | 千葉県柏市 |
---|
ジャンル | まちづくり 地域活性化 |
---|
NPO法人柏市インフォメーション協会が運営する「かしわインフォメーションセンター(以下、KIC)」は、いわゆる観光地にある観光案内所とは異なる「まち案内所」として活動しています。我々は、案内所の運営を通じて、柏市内の情報を発信する事で、柏市の地域活性とともに、そこで暮らす人、そこで過ごす人へ、まちへの愛着を育むきっかけづくりを目指しています。
○案内カウンター
KICでは、日々来館される方へ様々なご案内業務を実施しています。道案内から、イベント情報、おすすめのランチのお店から接待のセッティング相談、そして実に個人的な生活に密着したものまでとその内容は多岐にわたります。寄せられるお問い合わせに、職員とともに対応をするのは市民ボランティアスタッフ。観光からかけ離れたまちで、市民が市民や来街者をお迎えするスタイルは全国的にも珍しいと言われています。
○まちあるきマップづくり
日々寄せられるお問い合わせからの情報の蓄積、また市民・来街者の方がよりまちと深く関わりを持つきっかけづくりとしてまちあるきマップを作成。古着・セレクトショップ等、ラーメン、おしゃれなランチ、がっつりランチ、焼き鳥などなど…様々なジャンルにて作成しています。実際に作成に携わるのは、そのマップのメインターゲットの年代の方にご協力を頂き、実際にまちを歩き、味わい、肌で感じた感覚をマップに織り込めるようにと心がけています。
そもそもは、柏市役所の計画の中に街案内所の構想が生まれ、それを商工会議所や地域の事業主へと相談を持ちかけ、協働のなかで誕生したと伺っています。
街全体としても、開設年である平成13年当時は、来街者の増加に伴っての角地のお店に対する“道案内”の要望が増えていた事や、東京大学柏キャンパスの新設・つくばエクスプレスの新規開設によるビジネス関連の来街者の増加、交通の複雑化等、様々な変化の時期を迎えていました。
また、それと同時に大型ロードサイド店舗の増加やモータリゼーションの加速による中心市街地の衰退の恐れは、柏市も例外でなく、行政も民間も危機感を頂いていました。
そんな中、柏のまちづくりは「人はイメージによって行動する」という当時、姫路市長であられた石見さんの言葉に強く惹かれていきます。
「柏市全体のイメージアップをすることで、選ばれる街となることができるのではないか」
この思想から様々な団体が派生。我々、柏市インフォメーション協会もまた、まちの現状を考慮した行政と民間との連携のなか、誕生していくこととなりました。
柏市で生まれ育った身として、様々な方がこのまちと近づいていく機会に携わるという事はとても幸せなことだと思います。ご案内をして目的の場所が見つかった時のお客様の笑顔、マップを嬉しそうに手に取って下さる姿…こうした我々の活動の積み重ねが、少しでも柏に訪れる方の自分だけの居場所づくりへつながっていれば嬉しいです。
柏市が皆さんにとって、「もっと楽しく、もっと大好きなまちへ」となっていくお手伝いをしていきます!柏市民40万人全員にそういってもらう事は私の夢でもあります。
まずは柏に遊びにきてください!
都会と田舎のちょうどまんなか。独特の雰囲気が柏にはあると思います。そこで少しでも、柏市が気になったなら、KICだけに限らず、市内には様々なジャンルの活動がありますので、是非飛び込んで頂けたら嬉しいです。
そのためのお手伝いは、我々にお任せください!KICでも市外の方が多数活躍されています。
取材者のコメント | |
---|---|
古川勇樹 | 観光地ではないからこそ、街の魅力を市民目線で市民に発信していくという発想がすばらしいと思った。観光資源はなくても、一般の人々が持つ「生の情報」という資源を集め、人々が力を合わせていくことで、街が活性化され元からあった魅力が更に輝いていくのだと思う。来街者にいかに定着してもらうか、そして元からの住民にとって心から好きといえる街になるかは、こうした地道な努力によって実現していく気がした。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
---|---|
代表者 | 市村日出夫 |
住所 | 千葉県柏市柏1-1-11 ファミリかしわ3階 |
TEL/FAX | TEL:04-7168-8686 / FAX:04-7168-8687 |
お問い合せ | info@86kashiwa.net |
URL | http://www.86kashiwa.net/ |
主な受賞歴や実績
平成19年11月20日 総務大臣表彰 地方自治法施行六十周年記念