霞ヶ浦沿岸のゴミ拾いがイベントに。地元の良さをアピール!
特定非営利活動法人 玉里しみじみの村
活動エリア | 茨城県小美玉市内。特に旧玉里地区。 |
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ジャンル | まちづくり 地域活性化 環境全般 |
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去年の1月から毎週日曜日の朝7時から1時間程度、霞ヶ浦沿岸のゴミ拾いをしています。また、ゴミ拾いをイベント仕立てで行うことで効率を上げたり、地域の景観を参加者にアピールしています。
イベントを開く際には、地元出身のきりえ作家「滝平二郎」さんの作品をモチーフにして制作した「きりえトーロー」を飾って、この地域がきりえの里であることをアピールしています。(トーロー製作は、生前滝平二郎さん自身と、当時の版権事務所社長の了解を得て行いました)
もともとは、市町村合併をひかえた旧玉里村企画開発課が住民主体のまちづくりを提案し、賛同した村民が村に委嘱され、平成15年7月に結成した「たまり“しみじみの家”づくりワーキンググループ」として活動したのが始まりです。
その後、合併により事務局を担っていた行政が離れたあとも、残ったメンバーでまちづくり活動を継続しようと平成19年1月にNPO法人化したのが現在の本団体です。
市町村合併後も、玉里総合文化センター(現在は小美玉市生涯学習センター)周辺を、まちづくりの交流拠点と位置付け、人の流れを呼び込み、活性化させようというのが私たちの活動です。
特に、小美玉市生涯学習センターに隣接する宿泊可能で畑を併せ持つ市民交流施設「小美玉市しみじみの家」の利用を促進し活性化につなげようと、そこを拠点にイベントを開催するなど、地域活性化事業を進めてきました。
これまでの活動は、「小美玉市しみじみの家」で「きりえトーロー」を飾っておまつりをするという活動が主体でした。これにより「小美玉市しみじみの家」が市民に知られ始め利用が増え、「きりえトーロー」も多くの人に知られるようになりました。これには、一定の達成感があります。
最近は、霞ヶ浦沿岸のゴミ拾いを日常的に行っており、遠方からも参加者が来るようになり、きれいになった湖岸を見るといい気分になります。
現在は、「小美玉市しみじみの家」の利用も増え、私たちが当施設を拠点に活動する機会も減少してきました(一般の利用を優先しているため)。
これからの組織としての目標は、はっきりとは見いだせていません。
個人的には、小美玉市旧玉里地区でも過疎化の進んでいる農村部、霞ヶ浦沿岸部に人を呼び込み、少子化や人口減少に歯止めをかけたいと思っています。
そのためには、日常的に霞ヶ浦沿岸の清掃活動を実施することや、地元の美しい景観を市内外の人たちに情報を発信したりイベントを開催することが必要と考えています。
軽い気持ちでゴミ拾いに参加いただきたいです。
そのうえで、それをきっかけに無理のない範囲でかかわっていただければありがたいです。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | ホームページを見ると、霞ヶ浦沿岸のゴミ拾いをただの清掃活動に終わらせず、様々な工夫をしてイベント化しており、人を呼び込もうというアイディアをいろいろと試している様子が伝わってきた。すでに施設利用者の増加や切り絵トーローの認知度向上など、地元地域の交流や活性化に実績のある団体である。今後の活動を模索中とのことであったが、これまでの経験はきっと今後の活動にも活かされることであろう。地元の良いところをよく知っている人たちだからこその、他地域の人に魅力的に見える資源を上手に使ったイベントに期待したい。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 齋藤弘行 |
住所 | 茨城県小美玉市川中子1320 |
TEL/FAX | 090-2255-3309 |
お問い合せ | saitou-h@cram.plala.or.jp |
URL | http://tamarimura.exblog.jp/ |
主な受賞歴や実績
旧玉里村でまちづくり活動をする団体で、市民交流施設「小美玉市しみじみの家」の利用促進や、霞ヶ浦沿岸のゴミ拾いをイベント仕立てにして、地元をアピールしています。