デジタルデバイド解消のための超初心者向けパソコン講座
特定非営利活動法人高槻ボラパソ
活動エリア | 高槻市 |
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ジャンル | ITの推進 |
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パソコンを始めて触る超初心者を対象に自ら作成したテキストを使用して、12名の受講生に対して、講師1名、アシスタント2名の体制で、20時間で4,000円と格安な料金で講座を実施して入る。
パソコン講座は生涯教育という面と、情報化社会でパソコンができないために被るデジタルデバイド(情報格差)の人権問題という視点があります。この法人は、高槻市富田ふれあい文化センターの行政とボランティア活動の特定非営利活動法人の協働事業としてデジタルデバイドの解消を目的にスタートしました。
パソコンができる人の集まりですが、パソコンができることとパソコンを教えることは全く別次元の話なので、パソコン指導者養成講座で先ず自らが勉強することからスタートしました。
講座が終了した時の受講生の笑顔が最大の報酬です。
この法人の活動も14年目を迎えて超初心者講座の受講生も当初は殺到する状態でしたが、最近は受講生が激減の状況となっています。パソコン講座のほかに、タブレット講座もスタートしていますが、かつての受講生が殺到した状況からは程遠い状況です。
世の中のデジタルデバイド状態が解消したとは思っていませんが、パソコンやタブレットをやってみようかという人にはかなりの割合で浸透した状況と言えそうです。
集合教育から個別講座への転換も進めていますが、デジタルデバイド解消を掲げる当法人の今後の活動を模索している今日この頃です。
社会貢献・地域活動に最適なボランティア活動です。会員の中には80歳の会員もおりますが、男性は定年退職後の活動に、女性は自分の隠れた能力の発現が可能です。
パソコンのメンテナンス知識のある方や特定非営利活動法人での経理事務知識のある方は大歓迎です。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | パソコンやタブレットを使いたいと思う人の多くは、その操作もある程度できるようになったが、それでもデジタルデバイドは解消されてはいない、というお話が印象に残った。そこで今も残るデジタルデバイドについて考えてみると、IT機器の操作ができるかどうかというハード面の段階から、IT機器を通してアプリケーションを有効に使えるか、SNSなどインターネット上のコミュニケーションを円滑に進められるか、といったソフト面の段階に移ったのかもしれないと思った。現代のデジタルデバイドに対処するための次の一手を期待したい。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 大沼紀幸 |
住所 | 高槻市真上町6-8-1-110 |
TEL/FAX | 072-689-1051 |
お問い合せ | takatukiborapaso@ar.wakwak.com |
URL | http://park5.wakwak.com/~takatukiborapaso/ |
主な受賞歴や実績
この法人は、地域行政と協働しながら、すべての市民がITの恩恵を享受できる社会実現を目指し、この法人のスタッフが有するパソコン技能及び指導能力を最大限活用することで、市民のパソコン技能の向上を支援しています。そのための具体的事業として、パソコンに関連する講座等の事業を運営し、情報化社会の発展に寄与することを目的としています。