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特定非営利活動法人 聴導犬育成の会

東京都

聴導犬を育て、耳が不自由な人に届ける

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人 聴導犬育成の会

特定非営利活動法人 聴導犬育成の会の写真

活動エリア 全国
ジャンル 医療・福祉 

主な受賞歴や実績

・2000年 シャルレ女性奨励賞 ・2005年 神奈川県ボランタリー活動奨励賞
・2011年 神奈川県獣医師会より聴導犬の育成及び普及活動に関しての表彰
・2015年 神奈川県バリアフリー街づくり賞
 以上、2000年以降の受賞歴のみとさせていただきました。

この活動について教えて下さい

・手作りでの心のこもった聴導犬の育成  ・捨て犬達の救済  ・耳の不自由な方たちへの理解  を基本として聴導犬周知の為の普及啓発等の為、PR犬を伴い、聴導犬の仕事内容及び取り巻く環境やろう者への対応等のデモンストレーションや講演活動を致しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

耳の不自由な方たちの音に対する不安を知り、少しでもその不安を取り除く事が出来ればとの思いでいろいろ調べましたら「聴導犬」という存在がある事がわかり、1990年から活動を始めました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

・捨てられた犬達からトレーニングをし、聴導犬として耳の不自由な方のパートナーと して成長し、ろう者に迎え入れられた時の喜びは何にもかえられません。
・犬に動作を教え、昨日出来なかった事が今日は出来た時の嬉しさです。

今後の夢と目標を教えてください

耳の不自由な方たちへの音に対する不安を育成した「聴導犬」を通してサポートさせていただきたいと思っています。
実働聴導犬の増加(全国でまだ、60頭程の聴導犬しか誕生していない)を目指しています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

犬のトレーニングだけではなく、耳の不自由な方たちとの関わりや理解を勉強すること、賛助会員として会の運営を支援すること、長期で会運営に関わること等を希望致します。

取材者のコメント
古川勇樹 盲導犬については社会でも広く知られているが、同じように耳の不自由な人をサポートする聴導犬については、あまり知られていないのが現状だろう。聴導犬は、街中の警告音や家の中の生活音を知らせてくれる、耳の不自由な人にとって大切なパートナーである。警告音が聞こえない中で街中を歩くことの怖さ、家電などの通知音が聞こえない不自由さを想像してみれば、聴導犬が、耳の不自由な人にとってどれだけ大切な役割を担っているか推し量ることができるよう。聴導犬の重要性がより多くの人に認識され、聴導犬が必要とする人全員のもとに届けられることを願ってやまない。
団体・プロジェクトの概要
代表者 松田 治子
住所 神奈川県鎌倉市津519-1
TEL/FAX 0467-32-4042
お問い合せ ikusei@kamakuranet.ne.jp
URL http://www1.kamakuranet.ne.jp/ikusei/