中古衣料を世界中の困窮者に届ける!
特定非営利活動法人 日本救援衣料センター
活動エリア | 1982年11月より2015年5月末現在 累計 84ヶ国 |
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ジャンル | 国際協力 |
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日本の家庭では、十分着用できる衣料品が流行ではなくなったと感じたり、サイズが合わなくなったりして多く眠っています。また、ご家族や近親の故人となられた衣料品を処分したいが、廃棄するのではもったいないと感じておられる方も多くおられます。一方、海外では貧困や自然災害、紛争の被災者は衣料品が不足しているために、十分な衛生状態が保てない国や地域は現在でも多くあります。ご寄贈の衣料品を通年受付、海外の国や支援する団体を限定せずに、支援要請を受け、その受入団体が正しく衣料品を配布できる団体であることを条件として衣料支援を行っています。
『世界の衣料困窮者に愛の中古衣料を送ろう』をスローガンに掲げ世界の発展途上国との国際交流を深め、民間レベルでの有効促進を図ると共に、リサイクルにより資源の有効活用を図ることを目的で設立されました。
パートナーである支援国受入団体の配布レポートとともに送られてくる画像で配布会場において衣料品を受け取った人たちの笑顔や日本よりの支援衣料品の品質がよいとのコメントが得られた時。国により、その表情は控えめであったり、豊かであったりします。難民生活を余儀なくされている人たちが、目新しい衣服にて一時でも華やいだ気分になれればと思います。
衣料品にて支援を行っておられる団体やNPOもかなり見聞しますが、その多くは支援国や団体を限定していたり、色々な事情にて短期的な活動が多いように思います。1982年の活動開始より、ご協力いただいた寄贈衣料品も常時相当数にのぼり、これらの衣料品を支援を望んでいる国や地域にとどけることを今後も継続してゆくことが肝要と思っています。
ここ近年、支援国はアフリカ等遠方の地域や港で陸揚げしてから2、3か国をまたいで届けなければならない内陸国も多くなってきております。そのための輸送費も年々多額となっています。ご寄贈いただく衣料品とともの、海外輸送費へのご協力も是非ともお願いします。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 思い入れがあるがサイズが合わない服、気に入って買ったが出番がない服。持っていても着ないけれど捨てるには忍びないと思い、人に譲ることがあったとして、その譲った相手がとても嬉しそうに着てくれたら、譲った人も嬉しい気分になるに違いない。自分が着なくなった服があったら、それを広げながら、世界に何処で誰かがその服を着て嬉しそうに笑っているところを想像してみようと思った。自分に服で、寒さをしのいだり、衛生的に気持ちよく過ごせるようになったりする誰かを想像すれば、世界もぐっと身近に感じられる気がした。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 春日 和夫 (代表理事) |
住所 | 大阪市中央区安土1丁目4番9号新船場ビル |
TEL/FAX | TEL 06-6271-4021 / FAX 06-6271-4022 |
お問い合せ | info@jrcc.or.jp |
URL | http://www.jrcc.or.jp |
主な受賞歴や実績
1982年11月より2015年5月末現在 726回 13,410トンの衣料支援を実施。