難病患者の社会参画を支援し、正しい理解を広める
特定非営利活動法人奈良難病連
活動エリア | 奈良県 |
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ジャンル | 医療・福祉 |
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治療法がいまだ明確にされていない難病患者に対して、直接的または間接的に支援をし、難病患者が社会へ参画できるよう支援活動をすると共に、難病に関しての正しい知識や情報を提供する事業を行い、社会に難病に対する理解を広めることに寄与することを目的として活動しています。
難病ピアカウンセリング事業と難病患者療養支援強化事業を中心に学習会や年に2回の機関誌の発行をしています。
難病患者と家族が活動していますので、どうしても病気の進行とともに活動に支障が出ている疾患も多く、この数年は特にその中で県の委託事業をなんとかこなしている状態です。どの事業もとても大切な事業ですので、出来るだけ続けていきたいと思っています。
最初は、腎臓病や膠原病などの患者会が集まり「奈良県難病患者連絡協議会」が結成され、今年でNPO法人を設立し11回目の総会を迎えました。現在は10団体が加盟して活動しています。
難病と言われたときのどうしようもない不安感やしんどさを、少しでもお話し頂くことで軽減していただき、笑顔で帰って頂くときにやりがいや喜びを感じます。
各患者会での高齢化が進み、人材育成が急務となっていますので、人材と財政面でのサポートをしてくださる方を増やし、現在は火曜日・木曜日の午後のみの事務所当番ですが、平日は毎日相談できるような体制としていければと考えています。
少しでも興味を持っていただければありがたいです。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 自分の目の前に難病と診断された人やその家族がいたら、どんな言葉をかけ、どんな態度で接するのが相手の負担にならないのだろうか。よくある病気やけがなら、自分や身近な人の経験を思い出し「大変だね」「つらいよね」と話に相槌を打つこともできるだろうが、治療法が確立していない難病では、何を言っても上滑りして相手を不用意に傷つけてしまうように思えてならない。かといって、それを怖がって患者さんを遠巻きにしていては、彼らは社会で居心地の悪い思いをするだろう。難病患者さんをどのように理解し社会として受け入れ行くべきなのか、もっと知らなければならないと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 小川みどり |
住所 | 奈良市法華寺町265-8白樺ハイツ大宮Ⅱ106号 |
TEL/FAX | 0742-35-6707 |
お問い合せ | nara_nanbyouren@kcn.jp |
URL | http://heartland.geocities.jp/narananbyouren/ |
主な受賞歴や実績
平成20年から奈良県より難病ピアカウンセリング事業を委託され、その後難病患者就労支援事業との2本柱で活動しています。平成27年度は難病ピアカウンセリング事業、難病患者療養支援強化事業、医療講演会事業を委託されています。
*受賞歴
平成25年11月 第34回奈良県公衆衛生学会 優秀賞
「医療機関における難病ピアカウンセリング ~IBD患者・家族への支援~」