公益財団法人とやま環境財団

この活動について教えて下さい

こどもの頃から環境を大切にする習慣を身につけていただくため、小学４年生（１０歳）を対象にした「とやま環境チャレンジ１０事業」を行っています。地球温暖化防止活動推進員を小学校に講師として派遣し、夏休みなどの４週間、ムダなあかりを消す、家族団らんを心がけるなど、地球温暖化を止める１０項目にチャレンジしてもらいます。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

富山県からの委託事業ですが、平成１６年度に始まり１２年目を迎えています。県内の１／３の小学校が参加しています。子どもの頃から意識付けすることの意義は大きく、また、ご家族と一緒に取り組むことによる相乗効果が期待され、環境の輪が大きく広がっています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

夏休みが終わって、とりくみノートを集めると、日常生活が地球環境に関係していることに気づいた子どもたちの素直な思いが伝わってきます。また、子どもの成長に驚く保護者の声もあり、多くのご家族がこの事業を評価されていることを実感しています。

今後の夢と目標を教えてください

富山県の水と緑に恵まれた快適な環境を次世代に継承していきたい。このためには、一人でも多くの方が環境の大切さを認識されるよう、県民、ＮＰＯ法人、企業、行政等と連携した環境保全活動のネットワーク化に取り組むとともに、地球温暖化防止活動推進員、ナチュラリストなど、環境保全の推進に共に携わっていただく人材を育成、発掘したいと考えています。環境の輪が大きく広がり、当財団に関わることが誇りに思えるような存在になっていきたいです。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

当財団では、賛助会員を募集しています。賛助会員には、機関紙「きょうせい」とともに、環境フェアや各種イベントのご案内をお送りしていますので、ぜひご参加され、応援団になっていただきたいです。また、地球温暖化防止活動推進員など、財団とともに環境保全を担う方々を募集しています。ぜひ、ご連絡願います。