民泊型教育旅行とは何か?
特定非営利活動法人エコ・リンク・アソシエーション
活動エリア | 鹿児島県一円 |
---|
ジャンル | まちづくり 森林保全・緑化 環境全般 美化清掃 自然保護 観光 食・産業、漁業、林業 |
---|
南さつまを中心に、鹿児島県全域で地域づくり活動を行っています。その中で主活動である“民泊型教育旅行”の取り組みは、南薩摩地域で10年前にスタートし、今では鹿児島県ほぼ全域に広がり、受入窓口として活動しています。
関西エリアを中心に都市部の中学生、高校生の修学旅行において、民家での農林漁業体験を通し、都会では行う事ができない体験や、心の交流の場を提供し、訪れる生徒様は感動を、受け入れる家庭の方々には誇りを感じていただいています。
自然、文化、伝統、人・・・薩摩半島には魅力的な財産がたくさんありながら、多くの財産は環境の変化や担い手不足などから、途絶えてしまう危険性があります。また、自然環境などでは注目を浴びても、制限や配慮のない利用が環境に過度の負担をかけ、限界を超える恐れがあります。 我々は、再度地域の魅力を見つめなおし、包括的なマネージメント、環境の保全・再生、担い手・後継者の育成に取り組み、都市と田舎の交流により、様々な経済的、人間的な活性化を目的とし、活動を始めました。
訪れる人たち、地域の人たちがそれぞれから喜びの声が聞こえた時。それが我々の一番の喜びです。
訪れる方々はもちろん、受け入れる家庭も安心・安全な体制を更に整え、余裕のある受入、活動環境を作り上げることで、双方ともに更に満足度の高い“民泊型教育旅行”を行う事。そして、それらが原動力となり、エンドレスに地域が活気づき経済的にも潤うこと。
鹿児島県南さつま市は、自然はもとより、歴史・文化・伝統も深く、日本創世の地として神話が伝わる地域でもあります。その環境の中で、新しい“外からのそして視点”で地域おこしをお手伝い頂きたいと思っております。
また、プライベートでも豊かな自然を満喫し、心身ともに田舎暮らしを楽しんでほしい。
取材者のコメント | |
---|---|
古川 勇樹 | 昨今、都市部への人口集中が叫ばれる中で民泊型教育旅行というユニークな視点から、子供が自然と触れ合う機会を作り、自然や地域を守る動きを作っている。地域と都市部を結び合わせて子供達の学習の助けになった活動である。過去の歴史や伝統・文化はそのままに、それを今まで知らなかった人々に伝えていこうとする試みは、今後様々な地域においても行っていくことが出来るのではないだろうか。この様な活動から都市の魅力だけではなく、地域や自然の魅力に気づいて好きになってくれる子供が一人ずつ増えていくだろう。今後の活動に期待したいと考える。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
---|---|
代表者 | 代表理事 下津 公一郎(しもつ こういちろう) |
住所 | 鹿児島県南さつま市加世田本町56-3 |
TEL/FAX | 0993-53-7270(Fax兼用) |
お問い合せ | desk@eco-link.jp |
URL | http://eco-link.jp/ |
主な受賞歴や実績
2015年 平成26年度鹿児島県共生・協働農村づくり運動表彰 功労者部門
2015年 半島らしい地域づくり優良事例 認定
2014年 第12回オーライ!ニッポン大賞
2014年 地域再生大賞実行委員賞
2012年 第10回グリーン・ツーリズム大賞 優秀賞
2012年 鹿児島県 共生・協働型地域コミュニティーづくり部門 優秀賞