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NPO国際情報科学協会

東京都

ITを使う楽しさを伝え、利用促進につなげる

団体名・プロジェクト名

NPO国際情報科学協会

NPO国際情報科学協会の写真

活動エリア 阪神地区
ジャンル ITの推進 

主な受賞歴や実績

・平成14~27年 総務省の情報通信月間参加行事をICTに関する啓蒙活動のため毎年企画・実施。
・平成13~16年 HATS DSL試験センター(総務省関連)を運営
・平成17~19年 被虐待児童の早期発見,長寿社会に向けたコンテンツ,難聴児童に関する事業。
・平成17,19年 兵庫県の災害復興公営住宅高齢者元気アップ活動支援事業を企画・実施。
・平成18~20年 兵庫県のひょうご安全の日推進事業で災害時におけるICT利活用に関する事業を実施。
・平成20~22年 ITネットワークのスキルアップ研修事業を実施。
・平成20~    姫路市立生涯学習センターにおける講座「情報化社会に生きる」を実施

この活動について教えて下さい

広く国民に対して,国際協力によって情報科学関連の新産業の創造に向けた支援活動に関する事業を行い, IT分野の発展に寄与することを目的として,マルチメディアやIT関連の研究,開発支援,一般の方々に対して啓蒙活動を行っています。また,大学等の研究成果に基づいて,IT分野の新産業の創出を支援し, さらに,そのために必要となるIT人材を養成しています。

当協会はITの啓蒙活動として,平成12年度から毎年,総務省の「情報通信月間」において情報通信に関する参加行事を企画,開催してきました。情報通信月間は,情報通信の普及・振興を図ることを目的に,全国各地で情報通信に関するさまざまな行事を行い,豊かで幸せに暮らせる社会を築いていく上で大きな役割を果たす情報通信について,広く市民の理解と協力を求めていくためのものであり,当協会の設立趣旨に合致した企画として,有意義な講演,展示を行い,これまでに大勢の市民に最新のITを体験,理解してもらってきました。

また,種々のIT教材を作成したり,ITセミナーを開催して,広く市民にITの利益が及ぶように努めました。例えば,兵庫県災害復興公営住宅高齢者元気アップ活動支援事業として,災害復興公営住宅に住む高齢者に対して無料のパソコン教室を開き,高齢者が楽しめるように工夫したプログラムを実施して,ITを使う楽しさを知ってもらうようにしました。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

(1) ITの一般啓蒙活動:ITの活用により,我々の生活が便利なものとなる反面,IT弱者が不利益を被らないようにするよう,一般啓蒙活動を行います。
(2) 弱者への支援活動:障害者,高齢者,虐待児童など社会的弱者への支援を行うことにより,より豊かな社会を形成します。
(3) 最新技術の開発:情報通信の新しい技術開発として,インターネット,携帯,タブレット関係,さらにネットワーク関係の問題を解決していきます。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

ITの啓蒙活動を通して,コンピュータやネットの利用が促進されたときです。

今後の夢と目標を教えてください

より多くの人々にITを使う楽しさを知ってもらうことです。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

当協会の活動に参加することで,つぎのようなメリットがあります。
(1)会員全般にとってのメリット
・会員は各種活動計画を提案し,各自の責任においてそれを実行できる。
・会員相互のネットワークを活用して各種の計画を考案,実行できる。
・研究会,協議会,委員会,センターを設定したり,参加できる。
・協会のオフィスを利用して,会議や実験を行うことができる。
・副収入の道をさぐれる。
(2)研究者にとってのメリット
・研究会を形成して,プロジェクト研究の予算を申請できる。
・研究プロジェクトのリーダーまたはメンバーとして研究を遂行する。
・各種サービスによる,リターンによって研究費を捻出する。
(3)事業化推進者にとってのメリット
・アイデア提供者と相談しながら事業を推進できる。
・新規事業を企画するヒントが得られる。
・新しい企画立案や研究開発を依頼できる。
・あらかじめ指定したスケジュールによって各種相談を受けられる。
・IISAの主催するセミナー等に優先的に参加できる。

取材者のコメント
古川勇樹 IT機器や通信ネットワークは、私たちの日常生活において不可欠な社会インフラとなっている。それだけに、機器操作やネットワーク接続などに不安があったり慣れていないために利用できなかったりすることがあれば、生活面で大きな不利益につながってしまう可能性もある。一方で、誰もが自ら望む利用方法でITやネットワークの効果を享受できるようになれば、社会全体としてのコストカットや新たな人材交流、情報交流なども期待できる。この団体のようなIT利用者を支援する取り組みは、この社会インフラを機能させる大前提であり、必要とされている活動であると思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 平野 浩太郎
住所 兵庫県宝塚市逆瀬川2丁目7番31号
TEL/FAX TEL 0797-76-2300 / FAX 0797-77-3402
お問い合せ hirano@npoiisa.com
URL http://www.npoiisa.com/