小さな命を守るために、私たちが今できることを
特定非営利活動法人ディブル
活動エリア | 全国 |
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ジャンル | その他 教育・学習支援 |
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うさぎの福祉を考えるイベントや獣医師、弁護士を招いての勉強会開催のほか、飼育相談、飼い主の方々への様々な呼びかけやサポート、いのちの大切さを改めて理解してもらうための啓発活動を行っております。行政収容された保護うさぎの新しい飼い主探しを通し、適正飼育と終生飼育の推進、粗末に扱われる小さな命が無くなるよう「知ること」「考えること」のきっかけになるような活動を目指しております。人と動物がうまく共存できるように、押し付けではなく冷静に、5年後、10年後の先の事も視野に入れながら、「人のための動物愛護」を考えて活動しております。
元々は動物が苦手だったのですが、ひょんなことからうさぎを飼うことになり、自分なりに勉強を始めてみると、うさぎの正しい飼育方法が知られていなこと、捨てられるうさぎがいることを知りました。
個人でうさぎの活動を行う傍ら、犬猫保護グループのボランティアに参加する中で、多くの動物がいのちとして扱われていない現状を目のあたりにし、「私に何が出来るだろう」と考えました。
うさぎのための活動をしている人も少なく、人を変えて行かなければ現状を変えることは出来ない、一人でも多くの人にうさぎが置かれている現状を知ってもらいたいという思いで、啓発イベント「うさぎSUMMIT」を個人で開催したことがスタートです。
うさぎにも喜怒哀楽があり、心も傷つきます。保護当時は餌も拒否し衰弱するコや、攻撃的で噛まれることもありますが、心身共に元気になり、家族に迎え入れていただくことで見違えるように顔が変わります。その変化を見ることは何より嬉しいです。
私たちの活動で、捨てうさぎがいることを初めて知ったという方や、「しっかり勉強してからうさぎを迎えます」、「うさぎのために自分に出来ることをやっていきます」とメッセージをいただいたりと、賛同者が増えることも励みになります。
最終目標は、粗末に扱われるいのちが無くなることです。その為には、正しく最後まで飼うということが当たり前にならなければなりません。
特にうさぎは家庭のペットだけでなく、学校で飼育されていることも多く、到底正しいとは言えない状況が多々あり、相談数も多くあります。
動物に精通した方々でも、そういった現状をご存知ない方もいらっしゃいますので、教育機関や行政との官民共働にも積極的に取り組んで行きたいと思います。
飼っている人だけでなく、興味がない人にもうさぎのことを知ってもらえるような活動を目指しています。
私たちは、保護を目的とした活動を行っておりません。そのため、目に見える結果が少ないかもしれませんし、無力感を覚えることもあります。
「かわいい」「かわいそう」という思いだけでは出来ないことではありますが、粗末に扱われる小さないのちがひとつでも無くなるように、地道ではありますが「頑張らない」「明るく楽しく」をモットーに、目標に向かって邁進しています。
活動に参加いただけるスタッフ会員、活動に参加は出来ないけど応援をしてくださるサポート会員の募集も随時行っています。
スタッフの中には、うさぎを飼っていない人も動物を飼ったことがない人もいます。
市民まつり等にも参加していますので、まずはお気軽に遊びにお越し下さい。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 本来は一度飼った命に対して責任を持って終生飼い続けるのが責務ではあるが、現状は知識が少ないまま安易な気持ちで飼育し、それを放棄することで小さな命が日々失われている。それは犬や猫に限らず、可愛いからと安易な感情で飼われていたうさぎも捨てられることがあり、人間に振り回される命が少なからず存在している現状がある。粗末に扱われる命が少しでも減るようにという啓発活動により、今は小さな歩みでも何十年後かの将来に向けて前進していくことを今後も期待したい。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 藤田 敦子 |
住所 | 大阪府大阪市平野区 |
TEL/FAX | 06-7850-7870 / 06-7893-7860 |
お問い合せ | info@npo-dibble.com |
URL | http://npo-dibble.com/ |
主な受賞歴や実績
2007年より、うさぎのための啓発イベント「うさぎSUMMIT」開催。
2011年 特定非営利活動法人ディブル設立。
活動実績の詳細はこちらをご覧下さい。
http://npo-dibble.com/katsudou2.html