野球を知らないネパールの人たちと野球を通した国際交流を
NPO法人ネパール野球ラリグラスの会
活動エリア | ネパール |
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ジャンル | 国際協力 教育・学習支援 |
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野球が知られていないネパールに野球を広める活動を行っています。野球を指導するというよりは、野球をひとつの手段とした国際交流を目的としております。これまで、野球道具の寄付、指導員の派遣、現地指導員の育成、野球大会の開催などを行ってまいりました。
当会の活動理念は「協働」です。一方的な支援ではない、共に学び合い成長し合う国際交流を行っています。
ネパールでの海外研修中に野球好きの学生がキャッチボールをしていると、人々が集まってきました。不思議に思った学生が調べてみると、ネパールには野球が知られていないことが分かりました。そこで、ネパールの人たちと野球で交流がしたいと考えた学生たちがネパールでの野球普及活動を始めました。また、ネパールに知られていない野球を広めることで、ネパール人同士、ネパール人と日本人のより良い人間関係を築きたいとの想いも持っておりました。
ネパールで野球をしているのは主に子供たちです。子供たちが笑顔一杯でグラウンドを駆け回っている姿を見ると、大きな喜びを感じます。
ネパールでは野球をする環境が整えられていません。特に、グラウンドは凸凹で囲いも無く危険です。安心して野球ができるグラウンドはネパール野球関係者一同の願いであり、今後、その整備を進めていきます。
また、将来はネパールの人たちによる自立した運営をしてもらい、当会が発展的に解散することが目標です。
当会では会員・スタッフを募集しています。野球関係の団体ですが、野球の経験は問いません。当会の趣旨に賛同いただき、活動の理念である「協働」の下、「野球から広がる笑顔の輪」を一緒に作っていただける方をお待ちしています。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 |
野球といえば日本人で知らない人はいないだろうか、日本から遠く離れたアジアの向こうにあるネパールには野球がないため認知度が非常に低い。この野球をネパールに広めることにより、スポーツという万国共通で言葉も不要に楽しむことができる行為で国境を越えた人間関係を築くことに期待ができる。まだネパールには野球をするための環境も整っていないが、ネパールの子どもたちが野球に触れて野球人口が増え、近い将来に日本との親善試合が出来るようになるのではないだろうか。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 小林洋平 |
住所 | 大阪市城東区新喜多東1−10−22−705 |
TEL/FAX | 090−3277−3145 |
お問い合せ | info@nepalbaseball.net |
URL | http://www.nepalbaseball.net/ |
主な受賞歴や実績
1999年に大学の海外研修が切っ掛けとなりネパールでの野球普及活動を開始。2013年にNPO法人の認証取得。活動開始当初は、ネパールでは野球が全く知られておらず、「これがボールです」といった道具の説明から始めました。長年の活動の末、近年ではネパール人プロ野球選手の誕生、国際大会出場、国際野球連盟加盟などの展開を見せております。