未来を担う子どもをたちを、支え育てる基金
公益社団法人ハタチ基金
活動エリア | 東北 |
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ジャンル | 教育・学習支援 |
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東日本大震災の被災地の子どもたちに寄り添い、20年間継続的に支援を行う基金です。子どもたちに学び・自立の機会を提供するために、復興状況や現地のニーズに合わせて支援活動をしている団体へ助成を行っています。皆さまの想いとともに寄せられたご寄付を、確実に子どもたちのために役立てます。
家族を失う。友達を失う。こんなにも大きな試練を一人で乗り越えていくことは、とても大変です。しかし、長期にわたり「君はひとりじゃない」と励まし、子どもたちにやさしさを届け続ける存在がいたら。乗り越えた試練の分だけ強さと優しさをもった大人となり、社会の中で起こる次なる試練の解決にも取り組める人となれるはず。
そんな想いを胸にハタチ基金を設立しました。
支援先団体の生徒が防災や町づくりを学ぶ大学に進学を決めるなど、復興を担うリーダーとしての一歩を歩み始めた姿を見た時です。
NHKが東北沿岸部の小中学校に対して行った大規模アンケート(2015年冬)によると、「東日本大震災の発生から4年となる今、震災前と比べて、子どもたちの心の状態に変化が見られますか?」という設問に対して、33%が「はい」と回答するなど、今も震災の影響が子どもたちに影を落としています。
そのような課題を抱える子どもたちに対して必要な支援を震災後20年間に渡って続けていくために、より多くの方々にハタチ基金を知っていただけるよう取り組んでいきたいと思います。
被災地の子どもたちを支援することは、被災地の復興、そして日本の未来を作ることに繋がります。安定的にハタチ基金の活動を支えてくださる存在として、ハタチ基金では継続的な寄付でご支援いただく呼びかけ人(毎月の継続寄付会員)を募集しています。また、毎月のご寄付が難しい方も、ご都合のよい時に自由な金額でご支援頂ければ幸いです。
詳細はこちらのWEBサイトをご覧ください。http://www.hatachikikin.com/shien
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 震災で心に傷を少なからず負った子どもたちに、何かしてあげたいと思ってもすぐに動き出すことができる人は限られている。その時に寄付はしたけれど、その後は何もしていないことが気になっている人もいるはずだ。そんな時にハタチ基金という形で、震災時に0歳だった赤ちゃんが20歳になるまでサポートするという方法を選べるのは、何かしたいのだけれどどうしていいか分からなかったという人にとって一つの選択肢となるだろう。心の傷がなかったことになることはないかも知れない。けれど当団体の活動で、その心の傷が少しでも癒されることを期待してやまない。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 今村久美、駒崎弘樹、白井智子、能島祐介 |
住所 | 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F |
TEL/FAX | 03-3330-0005/020-4665-3239 |
お問い合せ | info@hatachikikin.com |
URL | http://www.hatachikikin.com/ |
主な受賞歴や実績
2011年4月に共同プロジェクトとして「ハタチ基金」の活動開始、2014年10月に公益社団法人ハタチ基金を設立。