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公益社団法人助けあいジャパン

東京都

情報はライフラインのひとつ、助けあいでつながるネットワーク

団体名・プロジェクト名

公益社団法人助けあいジャパン

公益社団法人助けあいジャパンの写真

活動エリア 日本全国
ジャンル ITの推進 その他 まちづくり 地域安全 地域活性化 就労支援・労働問題 教育・学習支援 

主な受賞歴や実績

・2011.3.11 東日本大震災発災
・2011.3.12 代表の佐藤尚之が、民に官が情報を提供し発信するサイトを当時の官房副長官に提案。
・2011.3.14 内閣官房震災ボランティア連携室(当時)との連携開始。
・2011.3.18 「助けあいジャパン」としてfacebookページが立ち上がる。
・2011.3.22 サイト公開。
・2011.8.9 一般社団法人助けあいジャパン設立。
・2012.3.8  震災復興支援サービス大賞「優秀賞」受賞
・2012.3.23 公益社団法人認定。
・2012.11.11 「つぎへのそなえー生きぬくための災害情報リンク集」サイトオープン
・2013.5.23 第1回 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 東北復興支援部門「部門賞」受賞
・2013.10.1 第8回 マニュフェスト大賞 復興支援・防災対策賞「優秀賞」受賞
・2014.7.16 各家庭での防災力向上を目指す e ラーニング教材「防災かあさん」無償提供開始

この活動について教えて下さい

「情報は水や食料と同じ大切なライフラインである。」という考えのもと、東日本大震災の被災地の被害と復興の状況、ボランティア情報、様々な支援の方法、様々な支援活動の状況など、できるだけ正確な情報を発信することで、助けあうきっかけやヒントになるような情報発信をしています。
また、この活動で得られる知見や人脈、想いなどを結集し、必ず起こるであろう次の大災害のための「備え」と「ネットワーク」を作り上げ、全国の防災・減災に関する啓蒙活動を行っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

東日本大震災の翌日、『必要な場所に必要な情報を素早く届けるサイトが必要。』と当時の官房副長官に提案し、その後、政府幹部にプレゼンを行い理解を得たことから、ソーシャルメディア上の情報と、政府や自治体が掴んでいる情報を結びつけ、発信することで、被災者・被災地、そして支援を考えている人たちの助けになることを目指した民間プロジェクトとして、ウェブサイト「助けあいジャパン」が始まりました。
発案者であり、共同代表理事の一人である佐藤尚之が、阪神大震災の被災者であったことから、「情報は水や食料と同じライフラインであり、なるべく正しい情報・ニーズを、被災地と、被災地を支援したい人にすばやく提供しないといけない。 そのためには、ソーシャルメディアで得られる情報だけでなく、官と民が連携して情報提供していく必要がある。」という想いを強く持っていたことがきっかけです。
その考えに賛同した仲間が次々と集まり、現在に至るまでのべ300人以上の人々が、様々な場面で職能を活かした活動を行っています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

Webサイトでの情報発信という性質上、なかなか日頃の作業に対しての成果は見えにくいのですが、イベントなどの開催時に「このサイトから情報を得て、ボランティアツアーに参加した。」「このサイトで紹介していた被災地の商品を買ってみた。」「見やすくて調べ物をするのに役に立った。」という感想を得られると、地道に継続して情報を更新していくことで、少しでも被災地の役に立つことができているのだなという喜びを感じます。

今後の夢と目標を教えてください

少ない時間でもみんなが持ち寄って協働すればそこに新しいアクションやムーブメントが必ず起こせます。私たちは、ソーシャルメディアを中心に、支援したい人がタイムシェアして次々と参加できるまったく新しい「助けあいプラットフォーム」を創出し、みんなの「参加」のもと、この世の中をよりよい場所に作りかえていきます。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

東日本大震災から4年以上が経過し、助けあいジャパンの役割も変化し続けてきました。震災直後からこれまで、被災した方々、支援しようとする方々に向けて主にWebサイトを通じた情報発信を継続していますが、復興に留まらず、防災に関するプロジェクトも展開するようになりました。どちらのプロジェクトも、インターネットを通した在宅での作業を主としています。何かしたいと思っていたけれど、被災地での活動が難しかった方、新しい活動に興味のある方など、地道な作業を厭わず、継続して関われる方にぜひ参加していただきたいです。

取材者のコメント
古川勇樹 誰かのために何かをしたいという気持ちがあっても、どうしたらいいのか分からないことも多い。どこに寄付をしたら自分の思いが届くのか、実際に助けに行きたいという人もボランティア活動がどこで受け入れられているのか、そういった情報を探している人も少なからずいるはずだ。震災直後に立ちあがったこのサイトは、災害などの非常時に水や食料と同じように貴重になる情報というライフラインを発信するサイトだ。地震大国でもある日本だからこそ、いつなんどき、という備えが必要となる。的確に情報を集めて備えて、日頃から防災意識を高めることが大切だ。
団体・プロジェクトの概要
代表者 共同代表理事 佐藤尚之・石川淳哉
住所 東京都港区南青山1-23-8 パークレジデンス南青山402号
TEL/FAX
お問い合せ tasukeaijapan@gmail.com
URL http://corp.tasukeaijapan.jp/