私たちの飲む水と水源の森は自分たちで守り育てる
特定非営利活動法人 道志水源林ボランティアの会
活動エリア | 山梨県南都留郡道志村 |
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ジャンル | 森林保全・緑化 |
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近代水道発祥地横浜の水道水源、山梨県道志村の豊かな森は、良質の水を送り続け、横浜の発展を支えてきました。この水の故郷、道志の森は、今、林業の衰退などにより荒れようとしています。人の植えた森は、人が手をかけなければ、陽の光も入らない真っ暗な森となり、豊かな自然も、これらを支える豊かな土も失われ、水を養い、命を育むこともできなくなってしまいます。
私たち「道志水源林ボランティアの会」は、「私たちの飲む水と水源の森は、私たち自らの手で守り育て、次の世代へと引き継ぐ」ことを基本理念に、道志村の皆さんと手を携えて、道志の森を、再生させる活動を進めています。
間伐や枝打ちなどの森林整備活動、森林資源の活用、道志村との交流などについて、横浜市水道局と緊密に協働して活動を進めています。
平成15年に横浜市水道局「道志水源林間伐体験研修」が行われ、道志水源林整備活動が始まりました。平成17年11月に有志により「道志水源林ボランティアの会」が発足、水道局との緊密な協働のもと自主的に活動してきました。さらに平成20年12月にNPO法人格を取得し、市民主導で活動を進めています。
間伐する太い檜に鋸を入れ、仲間と力を合わせてロープを引くと、地響きをたてて倒れます。今まで陽の入らなかった森に光が差し込み明るい森になっていきます。汗を流した後は新鮮な山の空気を吸いお握りをほおばる。充実した1日が過ごせます。
道志村の民有林は3,600haあります。私たちが12年間で間伐した面積は51ha、手のついたのはほんの一部です。この活動が長く続くことを願っています。
未経験の方でも、安全に作業ができるよう各班にインストラクターがついて指導しています。安心して参加ください。活動は4月から11月まで月2回程度、関内駅近く集合、無料バスで道志村往復します。日程等詳しくはHPを見てください。一緒に気持ちの良い汗を流しませんか。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 |
水源となる森を守る活動は危険もあり体力も必要とする作業のようだが、自分たちで自然を守るというコンセプトの元多くの人が集まっている。手つかずの自然にしてしまうのではなく、適度に間伐し手入れすることで明るい日の差す森となる。子ども向けには間伐材を使った制作イベントも開催している。自然の木のぬくもりは、プラスティックでできたおもちゃにはない温かさがあるはずだ。自然を利用するだけではなく、地域の人々の手でその木を育てる森や水源を守っていくことは、自分たちの地域の環境を守るためには大切なことだ。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 片岡 章 |
住所 |
神奈川県横浜市中区万代町3-5-8 大久保ビル402 |
TEL/FAX | 045-664-3972 |
お問い合せ | certe@doshi-suigenrin.jp |
URL | http://www.doshi-suigenrin.jp |
主な受賞歴や実績
道志水源林の整備活動、資源の活用などを行っております。