特定非営利活動法人 えんぱわめんと堺/ES
活動エリア | 大阪府内、主に堺市 |
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ジャンル | その他 地域安全 教育・学習支援 男女共同参画 |
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主に小学校・幼稚園・中学校・高校・支援学校の学校現場で、子どもがいじめや暴力にあわないために、また、あった時に自分の身を自分で守る方法について、また、性暴力について加害者にも被害者にもならないための情報を伝えています。参加体験型学習でロールプレイを交えて子どもと一緒に考えるプログラムを届けています(授業の時間を使って実施)。子どもたちへプログラムを届けるために、おとな(教師・保護者・地域のおとな)の理解が必要なので、おとなへ向けての説明会や講演会もおこなっています。
子どもがさまざまな暴力の被害にあったり、また自ら命を絶ったり、加害者になる事件を見聞きし、1人ひとりの子どもが安心して自信をもち、自由な気持ちで育むために地域のおとなとして何かできるかを考え活動を始めました。
子どもたちは成長途中で、知識情報が少なく、力も弱く、孤立しがちです。出会う子どもたちや、また再会した時「わたしは生きていていい人間なんだ」「ぼくっていらん子じゃない」と生きる力を取り戻したと感じた時、又この社会に対して1人ひとりが社会を創り出すひとりなのだと未来への展望がみえたとき、活動の必要性を実感します。
世界中の子どもたちが、安心して暮らせる社会を願っています。私たちが活動している大阪には、残念ながら暴力を受けている子どもが、います。おとなも子どもも安心して暮らせる信頼できる社会づくりをしていきたいです。
直接子どもに関わる活動については、研修を受講いただいてからになりますが、私たちと同じように、子どもたちのことを大切に考えている方は是非、一緒に活動しましょう。
また、年に数回、講演会を開催しています。ご参加いただき、何が出来るかを一緒に考えましょう。
私たちの活動に賛同していただける方は、会員として年会費やご寄附をお願いします。その財源は、一人でも多くの子どもたちへプログラムを提供します。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 子どもたちが暴力やいじめによって体も心も傷つき、時には生きる気力を失うほどの悲しみを抱えてしまう事態は、大人としてとても容認できることではない。自分は大丈夫、うちの子供が大丈夫だろうとなんとなく思っているとしても、現代の学校や子どもを巡る社会の状況を考えると、いつだれが暴力やいじめの被害者、加害者になってもおかしくない。悲惨な事件が起こってしまう前に、子どもたちが知恵や力をつけて、自らを暴力やいじめに巻き込まれないようにするために、この団体のような活動が学校現場などに広まっていくことが求められていると思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 北野 真由美 |
住所 | 大阪府堺市中区上之801-5 |
TEL/FAX | TEL⇒072-230-5588 / FAX⇒072-230-5589 |
お問い合せ | empowerment@lily.ocn.ne.jp |
URL | http://www.npo-es.org/ |
主な受賞歴や実績
1997年 『堺CAPプロジェクト』グループ発足。CAP(子どもへの暴力防止)プログラムを幼稚園保育園(所)小学校中学校で実施し始める。
2002年 NPO法人えんぱわめんと堺/ES設立。人権プログラム(HR)、性教育プログラム(SAYの会)、障がい児に関わるプログラム(オレンジりぼん)事業を開始。
2003年~ 堺市教育委員会より委託を受けてCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを実施。
☆毎年約1万人のおとな・子どもへプログラムを届けている☆