犬や猫の飼い方、ふれあい方を知って、人と動物が調和できる社会に
公益財団法人 千葉県動物保護管理協会
活動エリア | 千葉県 |
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ジャンル | その他 |
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以下の業務を通じて、動物と人が調和の取れた社会になるよう、努力しています。・犬の正しい飼い方、しつけ方教室の開催、健康管理講座、問題行動の矯正、・動物愛護週間行事フェアーでの飼い方の指導相談、・(公社)千葉県獣医師と共同で、飼い犬、飼い猫の避妊去勢手術への助成、・飼い主のいない猫の不妊去勢事業への協力、・適正飼養管理推進のための電話相談、出張相談、・新しい飼い主紹介(里親さがし)、・県、市の保護収容動物の飼養管理(県や市の施設で)
当協会は、動物による危害を防止し、動物を愛護する精神を広く社会に普及し、生命尊重の意識の高揚を図り、人と動物の調和の取れた社会作りに寄与し、社会福祉の向上を目的として、平成5年に設立され、平成25年に公益財団法人に移行した法人です。
財団への出捐は、千葉県、千葉県内各市町村、公益社団法人千葉県獣医師会により行われました。
財団が設立されたころは、行政への犬猫による生活関連苦情が多発し、犬の放し飼いや野良犬も多く、咬傷事故なども発生していました、また、猟犬を野山に置き去りにする事例などもありました。このため、行政は狂犬病予防や危害防止に勢力を傾けていました。
一方、動物愛護の県民意識も多様化し、動物愛護法の施行、改正など、動物愛護へのニーズも大きく変わって来ました。当協会は当時行政が対策に追われ、なかなか取り組めなかった、専門的に犬や猫等の動物と人との調和、共存を推進するための団体として誕生しました。
「里親さがし」を申し出る飼い主さんは、「ご本人の病気」「老人ホームへの入所」「家族の介護」「飼い主さんの死亡」など世話する人がいない等やむ得ない様々な理由で、長年家族の一員として生活を共にしてきた、犬や猫を手放さなくてはならない方が多数おられます。里親に出される理由を傾聴し供に涙することもあり、これらの里親に出された犬猫等に新しい飼い主さんが決まったときは、大変大きな喜びがあります。
一匹でも、不幸な犬、猫が減りますように。
当協会は、出捐金の運用や寄付金、賛助会員会費(年間2000円)で運営しています、協会の活動に賛同される方は是非会員になって頂きたいと思います。
「しつけ方・飼い方教室」や「健康管理講座」などで、人と動物のふれあい方法等を獣医師や訓練士がお教えしています。
訓練士や飼養管理士、動物看護師などで、協会活動に講師や補助員としてご協力頂ける方は、ボランティアとして参加して頂きたいです。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 飼っていた動物を捨てたり放置したりする人たちがいる一方で、里親探しのお話にあったように、犬や猫を家族の一員として大切に扱っている人々がいるというギャップの大きさに、動物と人との調和を実現するためには、やはり、人の側の意識や行動が重要であると考えさせられた。捨て犬や捨て猫を根本的に減らすためには、飼い主やこれからペットを飼おうとしている人たちが、動物たちと良好な関係を保っていくことが重要である。そのために、この団体が行っているような、しつけ方や飼い方、動物たちの健康について学ぶ教室という活動は効果的な方法であると思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 市川陽一朗 |
住所 | 千葉市中央区都町463-3 |
TEL/FAX | TEL 043-214-7814 FAX 043-214-7818 |
お問い合せ | info@c-animal.jp |
URL | http://www.c-animal.jp/ |
主な受賞歴や実績
動物と人との調和のとれた社会を目指し、犬の飼い方やしつけ方の教室、健康管理講座、去勢手術への助成、里親探し等の活動しています。