デザインの活用を浸透させて、地域振興につなげる
公益財団法人石川県デザインセンター
活動エリア | 石川県 |
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ジャンル | その他 |
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デザインが、色や形といった造形的な範囲にとどまらず、ものやことの本質を表現するものとして広範な領域で重要性が認識される中、生活や産業、さらには地域振興の場でデザインを活用していくことに対する期待が高まっています。
その中で、当センターは石川県内の各層に向けたデザイン活用の促進を目的として、商品開発支援や販路開拓支援、人材育成事業の展開、デザインに係わる相談等、さまざまなデザイン振興事業を総合的に推進しています。
近年行っている事業の例としては、
・企業・デザイナー・当センター職員の連携による自社商品開発プロジェクト
・都内百貨店での企画展や総合見本市出展を目的としたものづくり研修
・地元企業からの商品開発課題に対して学生がデザイン提案を行う産学連携事業
・企業からのデザインに関する相談に対するデザイナーの紹介や職員によるデザイン指導
などがあります。
石川県では、昭和40年代からデザインの重要性が提唱され、石川県、金沢市、金沢商工会議所、石川県工業試験場が連携し、デザイン振興事業を実施してきました。こうしたデザイン振興事業の成果を踏まえ、大阪府、愛知県に次ぎ、昭和59年に財団法人石川県デザインセンターが設立されました。以後30年にわたり、デザイン振興に向けて活動を行っています。
自分の関わった商品が店頭に並んでいたり、実際に使われていたりするのを見た時です。業務の一つとして、相談にいらっしゃった企業の方と一緒に商品開発をすることがありますが、完成した商品が世に送り出された時の喜びはなんともいえません。特に、その商品が企業の転機になったり、売上げが上がったりなどしてデザインの力を実感してもらえたときは最高です。
デザインを活用することが地域に浸透し、それが地域振興につながることが目標です。設立当初の初心を忘れずに、地元企業とデザイナーと一緒になって地域をもり立てていきたいです。
石川県を中心に、
デザインについて相談にのってほしい!という企業・団体・個人の方
デザインの力を地域に役立てたい!というデザイナーの方
デザインで地域をもり立てていく活動を支援したい!という方
お気軽に石川県デザインセンターまでご連絡ください。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 使いやすさや見た目の美しさはもちろん、製品化や量産化が可能であること、素材の特性などなど、商品のデザインを考えていくには多角的な視野や専門的な知識が求められる。新しい商品、新しいデザインに挑戦しようしても、自社内に適切な人材が確保できない企業もあることだろう。そこで、デザインはもとより、製造や販路開拓を含めて相談できるこういった団体があることは、各企業のアイディアを形にしていく上でとても力になるのではないだろうか。城下町金沢を抱え、歴史的に手工芸が盛んな地域である石川県らしさが感じられる取り組みであると思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 中島秀雄 |
住所 | 石川県金沢市鞍月2丁目20番地 石川県地場産業振興センター新館4階 |
TEL/FAX | TEL: 076-267-0365 FAX: 076-267-5242 |
お問い合せ | info@design-ishikawa.jp |
URL | http://www.design-ishikawa.jp/ |
主な受賞歴や実績
製品開発や販路開拓、人材育成などを通して、デザインの活用促進、デザインによる振興事業を進めています。