CPサッカーを通じて「夢」「希望」を広め、障害児者の積極的な社会参加を応援する
特定非営利活動法人CPサッカー&ライフ エスペランサ
活動エリア | 神奈川県(横浜市、川崎市)、東京都 |
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ジャンル | 学術・文化・芸術・スポーツ |
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エスペランサEsperanzaは、スペイン語で「希望」「夢」「あきらめない思い」を意味します。この素敵な言葉が意味するものを、私たちはサッカーという世界一ポピュラーなスポーツを通じて多くの人と共有したいと願い、活動をスタートしました。
現在は、パラリンピック種目でもあるCPサッカーの普及と肢体不自由児者のサッカーを通じた運動機能の向上、自律と社会参加推進のため、サッカー教室やライフスキル向上のためのプログラムを実施しています。また、CPサッカーチームの運営も行い、多年代、家族が相互に交流も行っています。
創業者・神幸雄は、酸欠状態から脳性麻痺を患い、意思通りに筋肉を動かすのが難しい身体で生まれました。スポーツ好きで、学生時代は水泳や陸上に取り組み、全国身体障害者スポーツ大会にも出場していました。そんなある日、雑誌で、日本にはまだなかったCPサッカーの存在を知り、障がいがあってもプレーできるサッカーチームを作ったことがこの活動の始まりです。活動を続けていく中で、肢体不自由児者は、教育面や就業面に加え、日頃の生活の中での機会や経験の場が限られてしまうことで、自主性や向上心、コミュニケーション力の発達が十分でない場面に多く出会いました。これらを解決するためには、理念の啓発や社会側の理解だけではなく、障がい児者自身が、自己の力をつける場が必要だと考え、現在の活動を始めました。
ひたむきに精いっぱい頑張る姿を目の当たりにした感動や人が成長していく瞬間を共有できることです。
様々なことにチャレンジし、積極的に行動できる障がいがある当事者がたくさん出てくること、そして、日本全国に、エスペランサの支部をつくることです。
エスペランサは、とびっきりの笑顔といろいろな経験に出会える場所です。サッカー経験がある方も、ない方も、ぜひ一緒にエスペランサの活動を盛り上げてください!
取材者のコメント | |
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古川勇樹 |
体や運動機能に障害があることで日常生活の行動や活動の幅が限定され、そのことがさらに自主性やコミュニケーション力の発達を阻害しているという悪循環と、それを打ち破るために障害のある人自身が力をつける機会が必要だという活動の趣旨に大変説得力があると思った。その具体的な方法が、不自由な体と向き合いながら、チームで協力してプレーするというCPサッカーであるところも素敵だと思った。この活動に参加し、チームの一員としてプレーすることで自信がつくと、自立心を持った個人として、社会参加にもより前向きになれることだろうと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 神 一世子 |
住所 | 川崎市幸区南加瀬3-4-3-202 |
TEL/FAX | TEL 044-201-4552 / FAX 044-201-4553 |
お問い合せ | info@npo-esperanza.org |
URL | http://www.npo-esperanza.org/ |
主な受賞歴や実績
2013年 読売福祉文化賞受賞
2013年 アダプテッドスポーツアワード2013受賞