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いつきのみや歴史体験館(公益財団法人国史跡斎宮跡保存協会)

東京都

平安貴族の生活を体験して学ぶ

団体名・プロジェクト名

いつきのみや歴史体験館(公益財団法人国史跡斎宮跡保存協会)

いつきのみや歴史体験館(公益財団法人国史跡斎宮跡保存協会)の写真

活動エリア 三重県多気郡明和町
ジャンル 学術・文化・芸術・スポーツ 教育・学習支援 

主な受賞歴や実績

平安装束の試着など、平安時代王朝期の人々の生活の体験学習ができる施設です。

この活動について教えて下さい

平安時代の王朝貴族の平安装束試着体験をメインにしております。十二単や直衣や子供装束水干や汗衫、細長を体験することができます。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

当館は斎王がいた飛鳥奈良時代から南北朝時代にかけて、もっとも豊かで雅な時代「平安時代」に視点を置き、さまざまな歴史や文化を衣食住の観点から講座などで体験を目的としています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

平安時代とは?とか歴史にも斎王にも関心がなくても、十二単は知っているというところから、一度は着てみたいとどの年代の方も思われて、予約してご来館頂きます。

そして、1枚ずつ試着していき、完成するころには、重さや夏場は暑かったり、冬場はあったかいという印象をもたれながらも、着れた喜びを感じられます。

それはやはりお客様の御顔がほころんでいるからで、どなたさまもとてもいい体験ができたとおっしゃっていただきます。そこが着付けを担当する体験スタッフには直で感じることができます。

今後の夢と目標を教えてください

実は明和町斎宮は日本遺産に認定されました。制約があり、なかなか思うようにPRはできませんが、私個人としては、斎王という一つのキーワードをもっと多くの方に知ってもらい十二単を着てみれば、当時の斎王の気分になれたり・・・とそれだけでも気分はちょっとした幸せにひたれます。そしてもっとどんなんだったのだろうかとか、興味を持ってもらえたら、もっとたくさんの人に斎宮を知ってもらい、体験館へ足を運んでもらえたらと思います。

またその1つのきっかけになればと、斎宮跡から出土しているとってもめずらしい羊形硯(ひつじがたすずり)をモチーフにしたキャラクター「めぇめぇ」もデザインさせてもらい活動しています。小さなお子様でも、まだゆるキャラブームも続いていますので違う方面からでも、遊びに行ってみたいなと思ってもらえるように活動していきたいと考えています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

斎王や平安時代や斎宮やと一言ではとても言い表せられない歴史というおおきなものがくっついてきます。私自身もまだまだ知らないことばかりです。しかし、何か1つでも興味を持ってもらえたら、何にも知らなくてもぜひご来館いただき、手に取って体験してみてください。きっと楽しんで歴史の1つを知ってもらえると思います。

取材者のコメント
古川勇樹 十二単などの平安時代の装束の試着ができる他にも、貴族の遊びや生活の体験や、季節の節目に用いられた飾りやお守り、食べ物などを手作りするなど、他ではなかなかできない珍しい体験企画が数多く用意されており、平安王朝時代の貴族の風習や生活を体験しながら学べる施設である。自分の体を動かしたり考えたりしながら、五感を通して当時の生活に触れることができるので、絵や写真でしかみたことのない遠い昔の人々の営みがぐっと身近に、リアリティを持って感じられるようになるだろうと思った。
団体・プロジェクトの概要
代表者 広報担当 河野真規
住所 三重県多気郡明和町斎宮3046-25
TEL/FAX TEL0596-52-3890/FAX0596-52-7089
お問い合せ info@itukinomiya.jp
URL http://www.itukinomiya.jp/