九州・山口地方の優れた中小企業に光を当てる
公益財団法人経営者顕彰財団
活動エリア | 九州・山口地方 |
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ジャンル | 地域活性化 起業支援 |
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具体的な活動としては、九州・山口地方の優れた中小企業経営者を表彰する「経営者賞」を43年に亘って続け、42回までの受賞者は156名にのぼります。その中には上場を果たした企業も30社あります。その他、中小企業者の人材育成に関する助成制度も設けています。
当財団は、昭和47年に旧福岡相互銀行の創設者故四島一二三氏の寄付をもとに設立され、「興産1万人」を旗印に地域の芯になる企業家1万人の発展に力を貸したいと、中小企業育成に努力してきました。また、地域の芯になる企業家1万人を育てるための具体的手段として「経営者賞」を創設し、昭和49年の第一回経営者賞から今年度は43回目となります。
毎年、経営者賞に相応しい九州・山口地方の優れた経営者を数ある候補者の中から選考委員会で審査し、審査の結果選ばれた経営者の方々から今までの経営のご苦労をお聞きし、また受賞の喜びをお聞かせいただく瞬間が「やってよかった」という感動につながります。また、経営者賞という顕彰制度の継続によって九州・山口地方の優れた経営者の励みとなり、「興産1万人」の理念に一歩でも近づけることが最大の喜びです。
毎年、優れた経営者を出来るだけ多くの団体から推薦いただくこと、そして優れた経営者を見つけ出し、世の中にもっとそれらの経営者の存在を知っていただくことが目標です。
公益財団なので、もし当財団のような公益財団に勤務する方がおられれば、経営者の表彰や人材育成の助成のような活動を行うことで、一歩でも「公益」に資するという気概を持ってほしいと思います。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 九州・山口地方といえば、日本経済をけん引してきた伝統ある工業地域であるというイメージが強い。優れた中小企業の経営者を表彰し育てていこうというこの団体の取り組みが、40年以上もの長い期間に渡り継続されてきているのは、産業や企業を大切にしてきた地域性も一因なのかもしれないと思った。大企業や大手チェーン業者の陰に埋もれがちな中小企業であるが、唯一無二の技術やアイディアで社会に貢献している企業も多い。この顕彰によってそういった企業に光をあてることは、優れた企業が育つ土壌を作っていくことになるのだろうと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 久保田 勇夫 |
住所 | 福岡市博多区博多駅前1丁目3番6号 |
TEL/FAX | TEL 092-472-1676 / FAX 092-476-2634 |
お問い合せ | keieishakenshozaidan@gmail.com |
URL | http://www.kk-foundation.jp/ |
主な受賞歴や実績
九州・山口地方の産業の開発、経済・文化の発展に寄与する中小企業とその経営、技術に関する貢献者等に対する表彰、助成及び人材育成に関する活動をしています。