発達障害を持つ人たちを支え、自立心と意欲を育てる
特定非営利活動法人ウィズ柏
活動エリア | 千葉県 |
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ジャンル | 医療・福祉 |
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発達障害を持つ人々は、確実に社会の中に思った以上に多くいらして、子であったり、夫であったり、恋人であったり、生活の中では混乱が続いている場合があります。 もちろん、自己認識・気づきから、本来の落ち着いた人生を送っている人が多いです。
この活動の主目的は、自分を大切にし、自ら社会参加し、自ら就労の選択を行い、社会生活を送ろうとする自立と意欲の育成です。その為に、まず特性の自己認識へのヒアリングを行っています。社会を知る機会や人々の気持を理解していく機会に触れる様な社会体験を実施しています。
社会体験の中で特化している事業があります。過去5年間「一人暮らし体験事業」を実施してきました。実際の賃貸マンションの1室を一定期間借り上げて、個人が自己申告する日数を、一般社会の世帯主として暮らします。事前に契約体験を行い、借主としての契約条項を把握し社会責任を果たす借主の知識を学んでいます。
発達障害を持つ成人は、社会に理解されにくい時代を困難を抱えて、やむなく20数年過ごし成人に達しますが、団体設立当時(2008年4月)は、発達障害者へ直接な支援を行う機関が周りには見当たりませんでした。家族への相談・本人へ一時的な相談機関はありましたが、継続して日々のやり取りが可能で、かつ安心して自宅から出るための居場所がなかったので、深く理解できる人々は、まずは地域に安定した「居場所」を目指し立ち上げることにしました。
【自閉症】【ADHD】【LD】という、自分では気が付けない困難があることを本人が知り得る為に、月日をかけて信頼関係を築き、青年の立場側に立ってお伝えすることが私の役割です。
青年自身が自分と、周りの人との性格(感覚・気持ち・目的・言葉の速度・阿吽の理解など)について、人によって違っていると知ることができたとき。ようやく、混乱から抜け出すことができ、なにをどうすればよいか考え始めたとき。するりと、相手へ気遣いの言葉や行動がでるとき。
現在成人された人が、個人に適した仕事につき頑張ったり、社会で楽しみを見つけて、活き活きと人生を送っている時。こんな時 私は幸せを感じます。
運営費を安定させたいです。1年ごとに運営できるかと緊張しています。
大人の発達障害専門相談事業が成り立ち、誰もが気軽に利用できるような事業を行いたいです。もっともっと社会の中の多くの人へ、考え方や生き方のヒントを共に考えて前進できるようなお仕事をしていきたいと思います。
① 発達障害を持つ青年の困難さを理解し、この活動に賛同し応援してください。
② 自立へ向けての発想の提案など、励みになります。
③ 社会の中で働く場を探しています。少しお仕事をやらせていただければ、青年の人生は社会の中で輝きます。多様な勤務スタイルを受け入れる企業様と出会いたいです。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 発達障害を抱えた人たちは、人々の障害への理解不足などもあり、人付き合いに不安を抱えている人が多いと聞く。人との接し方や社会での振る舞い方などに自信が無くて閉じこもりがちな彼らにとって、この団体の「一人暮らし体験事業」のように、支えてもらいながら自分の責任で生活していく練習ができることは、自立した社会生活を送る前段階としてとても有効であるように思った。このような体験を通して、発達障害を抱えた人たちが自信をつけたり、社会に興味を持ったりすることは、自立した生活への意欲につながっていくことだろうと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 木村史子 |
住所 | 千葉県柏市柏5-8-16 |
TEL/FAX | TEL 04-7100-8640 FAX 04-7100-8640 |
お問い合せ | w-kashiwa1@jcom.home.ne.jp |
URL | http://members3.jcom.home.ne.jp/w-kashiwa1/index.html |
主な受賞歴や実績
柏市内の一般賃貸マンションを、年間90日~150日間賃借し、法人へ登録している発達障害を持つ青年の一人暮らし体験事業を5年間実施してきました。