HOME > プロジェクト・団体の紹介 >特定非営利活動法人乳がん患者友の会きらら

特定非営利活動法人乳がん患者友の会きらら

東京都

支え合って乳がんと闘う

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人乳がん患者友の会きらら

特定非営利活動法人乳がん患者友の会きららの写真

活動エリア 広島など
ジャンル 医療・福祉 

主な受賞歴や実績

2015年7月 第23回日本乳癌学会学術総会で、日本乳癌学会ならびに日本の乳癌治療や予防の啓発活動に多大なる貢献をした患者団体として表彰されました。

この活動について教えて下さい

きららは、乳がん患者とその家族のための会であり、前向きにがんと闘うことを目標においた、会員相互のボランティアで運営される自助グループです。同じ体験をした仲間が、前向きに治療に臨み、真のQOLの向上を目指すとともに、互いに支えあい励ましあうことにより病気を克服していこうとする患者の会です。多くの専門家の先生方のご協力もあり、会員は、定例会・学習会などを通し、前向きに乳がんと闘うための知識と姿勢を培っております。

2005年より、きらら単独主催で、乳がん患者さんとその家族の方を対象とした乳がん治療についてのフォーラムと、乳がん啓発フォーラムを16回(2015年現在)開催しています。このフォーラムは、毎回500人以上の方にご参加いただき、地元広島における情報発信基地的役割を果たせつつあると感じています。

また、乳がん検診啓発のための「ほんわかキャンペーン」を広島県内の大学生、企業と一緒に行い、乳がん検診受診を大事な人に呼び掛けるメッセージカードを贈る活動を行っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

最初は、「患者会を始めよう!」というような意識を持って活動を始めたのではなく、まずは自分の病気を正しく理解することから、乳がんという病気に打ち勝つことができると考え、同じ頃に入院したり外来受診をしているときに知り合った患者仲間と先生とで勉強会を始めたのがきっかけです。その活動が2年間続き、正式に「乳がん患者友の会きらら」として活動を始めることにしたのです。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

不安にかられ、泣きながらご相談に来られた方が、私たちと話をすることで、表情も明るくなり、前向きに気持ちになってお帰りになる姿を見ると、会を続けてきた良かったと感じます。

今後の夢と目標を教えてください

患者や家族の心のよりどころとして存在できるように、会を長く継続していくことが一番の目標です。ひいては、乳がんで悲しむ人が一人でもいなくなるように、頑張りたいと思っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

お互いを尊重し、明るく前向きに活動できる人を望んでいます。

取材者のコメント
古川勇樹 乳がんという病気を患い暗い気持ちになってしまいそうなところを、正しい知識をもって病気を理解して前向きに病気と闘っていこうとしている、この活動に関わっている皆さんの強い気持ちが伝わってくるようなお話であった。治療のことや、家族のこと、仕事や将来のことなど、それぞれにいろいろな不安や悩みを抱えていることとであろうと推測されるが、そんな患者さんたちや彼らを応援する関係者の皆さんが、支え合って病気と向き合おうとしている姿に、勇気をもらったような思いがした。
団体・プロジェクトの概要
代表者 中川圭
住所 広島市中区橋本町3-19第一旭ビル301号室
TEL/FAX TEL 082-962-8382 / FAX 082-228-6680
お問い合せ kirara-p@ae.auone-net.jp
URL http://www.ac.auone-net.jp/~hcancer/