林業の担い手を育て、山林を守る
公益財団法人鳥取県林業担い手育成財団
活動エリア | 鳥取県内。東京や大阪で林業就業希望者対象の相談会が開催される時は参加しています。 |
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ジャンル | 就労支援・労働問題 教育・学習支援 食・産業、漁業、林業 |
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まず、林業就業者に対しては、共済年金、退職金共済への掛け金助成、年末一時金の給付(福利厚生助成事業)、技術向上のための研修、指導者育成のための研修・講演などを行っています。次に、林業就業希望者に対しては、20日間程度の林業就業支援講習(チェーンソー、刈払機、小型車両系建設機械の特別教育が受講可)・2泊3日程度の林業体験を実施し、林業への適性を見極めてもらっています。また、森林の仕事ガイダンス、鳥取県移住フェア等へ参加し、林業について説明したり、就業相談にのったりもしています。そして、林業事業体に対しては、補助事業の申請手続きの補助、雇用環境整備への助言、作業現場での安全指導などを行っています。
色々な事業を行っていますが、就業者への技術指導や、就業希望者への林業の紹介・体験研修がメインの業務になります。
前身の林業労働者福祉共済会では、「労働者の福利厚生への補助」を行っていました。しかし、林業労働者の高齢化、減少による林業の衰退からもたらされる山林の荒廃を防ぐために「人材の確保、育成」への取り組みの強化が言われるようになり、新規就業者の確保、就業者の技術向上、林業事業体の助成事業の活用の補助を行うために、現在の様々な業務を行うようになりました。
就業者の技術の向上に寄与することが出来たり、就業希望者が林業事業体に就業し、辞めることなくやりがいを感じて就業し続けておられる姿を見る時にやりがいを感じます。
新規の就業者が鳥取県の林業の技術を継承し、安全で効率の良い技法を会得して森林の整備が進んでいくようになることです。
林業に興味があり、裏方的な仕事である就業者支援の仕事に取り組んでみたいという方は、各県の「林業労働力確保支援センター」にお尋ねください。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 林業は、優良な木材を育てるために山や森の手入れをする仕事であるが、土砂災害の危険性を減らしたり、多様な生物が暮らせる自然環境を守ったりと、多くの役割を持った産業である。木材を原料とした新しい素材の開発なども進んでおり、環境負荷の少ないライフスタイルが注目されるなど、今後の技術進歩や社会状況の変化に合わせて、再評価されていくのではないだろうか。現在、事業規模の縮小や担い手の減少、高齢化といった大きな問題への対策が急がれるというお話であったが、これまでの経験の蓄積や安全な作業技術の進歩を途絶えさせないよう、継承していって欲しいと思った。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 理事長 前田 幸己 |
住所 | 鳥取県鳥取市湖山町西2-413 |
TEL/FAX | TEL 0857-28-0123 FAX 0857-30-5014 |
お問い合せ | t-ninaite@torimori.com |
URL | http://www.torimori.com/green.html |
主な受賞歴や実績
林業の担い手を育てるため、就業者への福利厚生事業や就業希望者への研修事業などを行っています。