地域の多様な人々が出会い、語り合える場づくりを目指して
特定非営利活動法人 ダイバーシティコミュ
活動エリア | 国内 |
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ジャンル | その他 |
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いわゆる主流の価値観中心の社会から、多様な人たちが活躍できる社会へとシフトするための活動を地域から進めています。さまざまな人たちが暮らす地域で、お互いの立場や価値観の違いを受け入れ、誰もがその人らしく活躍できる笑顔あふれるコミュニティづくりをしていきたいです。具体的には男性の家事育児参画支援や、女性の就業支援、多世代交流の場づくりなどの事業を、センターを拠点として進めています。また、センター以外でも、地域に根付いた活動をしており、映画「Happy」の上映会と、映画終了後の感想をシェアしあうという、啓発交流事業を各地で行っています。多様な人たちが地域において出会い、語り合える場づくりを目指しています。
私自身、現在中3の息子が7カ月の時に育休復帰をしてから、仕事と家事育児を両立させるには仕事をセーブしたり、職場を変えなければなりませんでした。なぜ女性ということでこんな大変な思いをしなければならないのか?という、自分自身の固定的な性別役割意識や、社会的な構造問題にぶちあたり、女性起業家セミナーで知り合った、志を同じくする仲間たちとともにサークルを法人化しました。女性だけでなく、マイノリティがいきづらい世の中を何とか変えたいと思ったことが、法人を立ち上げた理由です。
イベントに参加してもらった人同士が、お互いにつながりあえたとき、また参加をきっかけに何か行動に結び付いた、ということに喜びを感じます。そのために、たとえばシネマ&トークに参加された方が「私も上映会をしたい」となれば、共同で自主上映会を開催することができる、というシステムをつくりました。このシステムで、昨年1年間で、人の和がかなり広がりました。お寺で「Happy」上映会とシェア会と共に、住職の講話のセットという面白い試みも行いました。活動の幅や参加くださる対象者が広がったことが一番うれしいですね。
センターでの事業、また様々な地域での活動を増やして、多様性が尊重されるLOVE&PEACEな地域社会をつくっていきたいです。女性、男性、性的マイノリティ、そして様々な世代をエンパワーメントする事業を行っていきたいです。そのためにはまずは地域の方の認知度を増して、活気ある地域づくりを目指し、活動への参加者を増やしていきたいと思っています。
ダイバーシティ×コミュニティ×コミュニケーション=ダイバーシティコミュです。ダイバーシティの視点を取り入れ、多様な市民が交流し、いきいきと活躍できる機会と場作りをご一緒にしていきませんか? 自分で自分を動かし、自分自身がワクワクして参加できる方、老若男女を問わず大歓迎です。社会起業に興味のある学生のインターンシップも歓迎ですので、美大生の方など、スキルを活かしていただければ活躍するチャンスはさらに広がりますよ!
取材者のコメント | |
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加藤夏樹 | 団体名にもなっている、ダイバーシティとは多様性のことだ。その名の通り、同団体は、人々の価値観や生き方などの多様性を認め、色々な価値観を持つ人たちが集まり、相互理解を増やす場を作っている。同じ地域に住んでいても、価値観が違うということで出会うことが少ない人々がここに来れば出会い、話し合い、理解を深めることができる。社会的なマイノリティであると自分を認識している人たちだって社会にはいるだろう。そんな人たちが暮らしやすいダイバーシティを同団体は推進している。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 代表理事 森林育代 |
住所 | 〒208-0013 東京都武蔵村山市大南1-138-4 |
TEL/FAX | TEL/FAX 042-566-0303 Mobile 090-1763-4676 |
URL | http://www.diversitycommu.jp/ |
主な受賞歴や実績
2012年12月6日 NPO法人ファザーリング・ジャパンと共同で「日本のメディアにダイバーシティはあるのか?」フォーラムを開催
2013年3月10日 西武信用金庫「eco.定期預金」西武環境保全活動助成金事業として「エコキャンドルナイト」開催
2013年7月12日 ドキュメンタリー映画「うまれる」と「happy」の二本立て上映を開催
2014年4月 東京都武蔵村山市立緑が丘ふれあいセンター指定管理者