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特定非営利活動法人sopa.jp

東京都

“小1の壁”とは何か?
社会起業家たちの想いが社会問題を解決する!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人sopa.jp

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活動エリア 日本国内
ジャンル 教育・学習支援 起業支援 

この活動について教えて下さい

sopa.jpは、「社会を変えたいと」想う起業家を支える仕組みをつくり、社会問題解決に取り組む団体です。今現在は、まず「小1の壁」問題解決のため、「民間学童保育経営塾みんなでつくる学童保育」をメインに運営しています。「小1の壁」とは、小学校低学年の子供を預かる学童保育が不足している問題です。そのために、とくにママが仕事をやめたり変えたりしなくてはならない、そうした社会問題があるため、解決に向けて取り組んでいます。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

私は、障害を持つ方とのルームシェアとか当たり前の家庭で育ちました。そのため、「社会問題に取り組む」という意識は、普通のことで意識しなかったくらいです。人に話して「うちは普通じゃなかったのか」と気付いたくらいですね。(笑)大学卒業後は外資で勤務したりしましたが、のちにコンサル会社の立ち上げやその中でソーシャル・ビジネスに携わる中で、私自身も社会問題を事業化することで解決していくことに目覚めたという流れですね。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

ソーシャル・ビジネスって事業化していくことが本当に難しい領域だと思います。それが今、少しずつカタチになり、2年で正社員を雇えるまでに成長しました。このプロセスでは、それこそ何度も朝までいっしょに仕事する仲間や起業家に支えられてきました。この達成感ですね。そして子供たちが本当に楽しんで笑顔を見せ、その町に根づいてきたなっていう実感を得たりできます。やってきたよかった!と思います。

今後の夢と目標を教えてください

きちんと成功している学童保育の普及ですね。公設型の学童では預かり時間やサービス内容で利用者が満足できるタイプが少ないです。一方、完全に民間学童保育では、サービス内容がよくても高額という問題があります。新しい業態の開発や補助金等を活用する官民連携型にすることで、より「女性の働き方」や「子供の教育」をサポートするモデルを拡充したいと考えています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

そうですね、色々なスキルを持った方にプロボノという形でまずはサポートいただけないかなと思います。コミュニティづくり、イベント企画、そうしたことに関心があればきっと楽しく仕事に関わっていけると思います。ぜひHPの「あなたが社会を変える方法」(http://p.tl/5buJ)にアクセスしてください。あなたにぴったりの参加方法が見つかります。

取材者のコメント
加藤夏樹 社会問題を事業化して解決する、社会起業家。その困難さもよく聞いていた。今回インタビューさせていただい小田さんは、話しているとこっちまで元気に、ワクワクさせてくれるハートを持つ一方、マーケティングやコンサルティングの豊かな実務経験をもとに、戦略的に思考し、仕事を進めていく。小田さんたちが目指す「想いを共にする仲間がつながりみんなで応援しあえる社会であり、社会貢献が産業化し職業として誇りをもてる社会」は、夢と現実をバランスよく運営できる小田さんのような方が実現するのだろう実感した。次は、何を解決するのだろう?ワクワクする。
団体・プロジェクトの概要
代表者 小田るい
住所 東京都文京区小石川5−13−7 マンションSHIN101
TEL/FAX 050-5806-7398 / 03-4520-9713
URL http://sopa.jp