特定非営利活動法人green bird

この活動について教えて下さい

Green birdは「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに誕生した原宿表参道発信の参加型ボランティア活動です。「ゴミやタバコをポイ捨てしない。」と宣言すれば、誰もがgreen birdのメンバー。主な活動は街のそうじです。「街を汚すことはカッコ悪いことだ」という気持ちを胸に、全国各地、そして海外で活動しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

私どもの現理事長の長谷部が表参道の商店会さんと清掃活動を行っていたのです。しかし、すぐに汚れてしまい、イタチごっこでした。そこで根本的に街をきれいにする活動として、「ゴミのポイ捨てはカッコ悪い」という気持ちを広めるgreen birdというプロジェクトが始まりました。ゴミを拾うことも大切ですが、根本的にポイ捨てを無くそうと考えたわけです。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

たとえば地域の街づくりにおいて行政は行政、企業は企業、自治会は自治会なりの考え方等があります。そうした中、私たちの団体が彼らの間のハブになり、うまく回ることがあるんです。また、最も長く続けている「表参道チーム」ですが、立ち上げ当初から比べると、拾うゴミの量が１０分の１くらいに減ったように感じます。やり続ければ、成果は出る！と実感できます。

今後の夢と目標を教えてください

全国100チームを目指しています。海外での活動にも力を入れたいと思っています。加えて、定例のゴミ拾い活動をベースに、街づくりを視野にいれた私たちならではの役割も見えてきました。実は、ゴミが多い地域は、犯罪も多い統計が出ています。こうした視点からも、活動を広げて行きたいと考えています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

私たちの活動は、サークル的な感覚で、楽しく取り組めます。ボランティアに参加したことがなくても、フランクな気持ちで参加可能です。一回だけでも、ときどき参加も、毎回参加も、いつでも歓迎です。十代から三十代の参加者が中心ですが、さらに上の世代の方々もいらっしゃいます。ここでは社会的立場がフラットになり、人と人として仲良くなれます。友達が増えた！という声もいっぱいです。ゴミ拾いはやってみると意外と楽しいですよ！