NPO法人　コンベンション札幌ネットワーク

この活動について教えて下さい

札幌の企業が中心となって、「人」「物」「情報」「知」の交流の機会となるコンベンションの振興を行うことで、地域を活性化する活動を行っています。また、洞爺湖サミットの開催をきっかけに、環境に配慮したグリーンコンベンションの普及にも取り組み、イベントや会議で環境にかかる負荷を植林や間伐によってオフセットする活動「レガシー・カーボンオフセット サミットの森」事業を展開しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

札幌・北海道での会議やイベントなどのコンベンション・MICEを増やすために、2001年に設立しました。2004年にはNPO法人となり、企業の実務担当者を中心に地域活性化に向けて取り組んでいます。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

たくさんありますが、環境問題や地域活性に関心のない企業や、市民の方々の意識が変わり、考えを共有できた時に喜びを感じます。

今後の夢と目標を教えてください

この団体を通じて札幌の魅力をより広く発信していき、札幌を、日本や世界をリードする街にしたいと思っています。特に、環境系のイベントやコンベンションを誘致するとともに、市民の環境配慮への意識を高める活動を継続して行うことで、環境に配慮した地域活性化の取り組みが、「環境首都・札幌」の先進事例として、世界から注目されることを願っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

誰でも気軽に参加できることから始めてもらいたいと思います。例えば札幌市内のホテルに宿泊した際には、ロビーに設置されている募金箱に100円の募金をお願いしています。このお金は植林や間伐に使用され、皆さんの宿泊によって排出する二酸化炭素をオフセットできます。お礼として、北海道の美しい景色が描かれた絵はがきをお持ち帰りいただいています。
また、札幌で毎年開催されている「グリーナーウィーク」では、植林体験やエコ体験バスツアーなど多彩なプログラムを実施していますので、ぜひご参加ください。