特定非営利活動法人　北海道遺産協議会

この活動について教えて下さい

「次世代に残したい北海道の宝物」として、豊かな自然はもちろん、北海道に生き、暮らしてきた人々の歴史や文化、生活、産業など、有形・無形の財産の中から道民参加で選ばれたのが「北海道遺産」です。平成13年に25件、平成16年に27件、計52件の北海道遺産が誕生しています。
北海道遺産協議会では、各地の北海道遺産を地元の方と一緒に守り育てる活動、また多くの方に知ってもらうためのPR活動を行っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

北海道遺産構想がスタートしたのは平成9年。世界遺産という枠組みではなく、北海道独自に地域の宝物を見つめ直し、活用していくといった動きがあってもいいのでは、という考えからこの取組みが始まりました。その後、住民、自治体、企業などが一体となった運動として、現在まで続いています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

北海道遺産に選定されている地域と地域、地域を応援してくれる個人や企業、そうした人と人とのつながりで、各地の活性化につながるような新たな動きが始まった時。事務局の私たちがそうしたつながりのきっかけとなったり、道内外へのPRの結果、訪れる人が増えたりするとやりがいを感じます。

今後の夢と目標を教えてください

10数年の活動の結果、北海道遺産という名前自体は徐々に知られてきたと思いますが、52件の北海道遺産の中にはまだまだ知られていないものもあります。一人でも多くの人が各地の北海道遺産に足を運んで、地元の人との触れ合いをとおして、北海道遺産というものをとおして北海道をもっと知ってもらうことが目標です。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

ひとつひとつの北海道遺産にはたくさんの魅力がつまっています。北海道が好きで、もっといろいろな北海道を知りたい、という方、私たちの活動を支援していただくサポーター制度もありますので、ぜひウェブサイトをご覧いただければと思います。