生き残った優しい奇跡を守るために!
北限のジュゴンを見守る会
活動エリア | 国内 |
---|
ジャンル | 自然保護 |
---|
世界の一番北に棲んでいる沖縄のジュゴンの保護活動を行っています。すでに日本産ジュゴンは沖縄島の北部に数頭しか生存していません。ジュゴンが生きられる環境は人間にとっても豊かな素晴らしい環境なのです。日本の生物多様性と持続的未来のためにはジュゴンの棲む沖縄の豊かな海を失ってはならないと思います。
一度は絶滅してしまったと考えられていたジュゴンが沖縄の海に生き残っていたことは奇跡としか思えない。そんな希少なジュゴンを守る人がどこにもいない現実に驚き、悩んでいた時に、仲間の研究者たちが自らの保護グループを設立することを勧め、サポートしてくれた。現在も国内外の研究者たちに支えられている。
静かな浅い海に浮かびながらこの平和な環境でウミクサだけを食べるジュゴンのように優しい目線で世界を見つめることができるようになった。その幸せを子どもたちに伝え、彼らの笑顔に出会った時。未来に手渡すべきもの、守るべきものがはっきりとし、その想いが確実に伝わった時。
ひとりでも多くの人々に「北限のジュゴン」が沖縄の海に生きている事実を知らせ、彼らの生息環境を保全し、「保護区」として公認させ、彼らの営みを知ってもらうために生息環境での観察会を重ね、ジュゴンと人との触れ合いや海の環境の保全を促進したい。また、ジュゴンが「絶滅の危機」から脱し、沖縄の海に安心して暮らし、ここで繁殖してこれからも人とジュゴンとの豊かな物語を未来に紡いで行くこと。
年に数回の観察会や食み跡調査に参加して欲しい。環境学習会の場や観察会の指導も行っているので気軽にリクエストして下さい。
(資料実費と交通費は必要です)遠方の方には是非サポーターとして、会員になって欲しい。
年、数回の通信を送り、訪問時の案内は優先の特典があります。
取材者のコメント | |
---|---|
加藤夏樹 | 知らぬまに人の活動は、他の生き物たちを「絶滅」に追い込むことがある。ジュゴンもその一種だったが、奇跡的に沖縄の海に一度は絶滅したと思われていたジュゴンが生きていた。そこから、鈴木さんたちの活動は始まった。他者を傷つけない、平和的な在り方をするジュゴンは、人のような他の生物の犠牲になりやすいのだろう。だからこそ、そんな優しいジュゴンと共存できるとき、人とその社会はもっと優しいものになるに違いない。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
---|---|
代表者 | 鈴木雅子 |
住所 | 沖縄県名護市宮里4−12−8 |
TEL/FAX | TEL/FAX 0980−43−7027 |
URL | http//sea-dugong.org |
主な受賞歴や実績
詳しくはコチラをご覧ください。
http://sea-dugong.org/