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潮岬おもしろらんど体験学習推進協議会

東京都

大人と子どもをつなぎ、
世代を超えて地域を盛り上げる!

団体名・プロジェクト名

潮岬おもしろらんど体験学習推進協議会

潮岬おもしろらんど体験学習推進協議会の写真

活動エリア 和歌山県
ジャンル まちづくり 医療・福祉 教育・学習支援 

主な受賞歴や実績

詳しくはコチラをご覧ください。
http://omoshiro-yh.com/policy.html

この活動について教えて下さい

私たちは、青少年や地域の住民に対して、多種多様に用意している体験学習をとおした健全育成事業、地域活性化事業、社会福祉事業等を実施しております。目指すところは、地元串本町の地域の健全な活性化です。また例えば、震災に備えて高齢者のお宅の転倒防止器具を設置のサポートを行うなど、地域の互助的な活動も担っております。主に子どもたちや高齢者のための活動ですね。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

地域の中で、大人・高齢者と子どもたちを結びつける組織がなかったことですね、やはり。私たちの組織名ですけど、「おもしろ」って入ってますでしょう? これは顔が白く明るく、輝くという意味があるんです。世代を超えて、そして横につながりを持つ柔軟な組織。そうした組織があれば、地域が、私たちの町はもっと元気になると思い、この活動が始まったんです。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

やっぱり私たちの企画、イベントで参加してくれた方たちが楽しそうに笑ってくれることですね。子どもからお年寄りまで、みんなが笑顔になって帰ってもらえたら、それが最高です。だから参加者も、参加するだけでなくスタッフとしても頑張ってくれるんです。年配の方もね、八十代の方だって毎年春夏に行うお祭りでは、暑い中、働いてくれるんです。そして当然のように、また次もね、と言って手伝ってくれる。こうした思いが地域に根付いて、受け継がれていくのだなぁと。そう思うととても嬉しいです。

今後の夢と目標を教えてください

人の循環が進めばいいですね。今、お祭りや体験学習等で子どもたちに色んな経験をしてもらっています。すると、その子たちがもう少し大人になると、今度はスタッフ側で協力してくれるようになって、もっと小さい子たちを手伝うようになるんです。世代を超えて、参加者から運営側と双方を体感し、伝えていく。こういうのは自分たちだけではできません。でも少しずつ産まれているこの流れがどんどん続いていけばいいと願っています。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

色んな器具の使い方、スキルを持っている方、あるいは何でもいいんです、好きなものを持っている方ですね。たとえばダンスとかでもいい。資格とかではないんです。私たちの活動は、“好き”を伝えていくといってもいいんです。子どもはね、人の「好き」を見て、自分の好きを見つけたり、喜べる人に成長していくと感じています。「人の好き見て、我が好きを見つける」ということですね。そんな活動をしてみたい方を歓迎いたします。

取材者のコメント
加藤夏樹 地域の中に、子どもと大人をつなぐ組織がなかったから産まれたという潮岬おもしろらんど体験学習推進協議会。お話を聞けば聞くほど、地域の中で世代を超えたハブとして活躍していると実感した。とくにお話を聞かせてくれた須藤さんの言葉で印象深いのは、子どもたちは「人の好き見て、我が好きを見つける」ということだった。このような言葉は、教育者の中からもなかなか出てこないのではないだろうか。きっと、地域へ、そして子どもたちへの眼差しが誰よりも注意深く、そして優しいからこそ気づき、発せられた言葉に違いない。
団体・プロジェクトの概要
代表者 藤本 光彌
住所 東牟婁郡串本町潮岬669
TEL/FAX 0735-62-6045/ 0735-62-0182
URL http://omoshiro-yh.com/