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平取町ふるさと親子留学推進協議会

東京都

豊かな自然と温かな地域社会だからできる
“留学”があるんです

団体名・プロジェクト名

平取町ふるさと親子留学推進協議会

平取町ふるさと親子留学推進協議会の写真

活動エリア 北海道
ジャンル 教育・学習支援 

主な受賞歴や実績

詳しくはこちらをご覧ください。
http://furenai.com/furusatooyako/

この活動について教えて下さい

ひと口で申し上げると、「山村留学」です。都市部の親子が一年以上にわたってこちらに住み、学校に通い、暮らします。まさに留学です。5~6年過ごすというケースもありますね。北海道だけでなく、最近は東京などの関東圏の方や、海外転勤した方の子弟が都市部の学校に馴染めるか不安を覚え、こちらのような山村の学校を希望するというケースもあります。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

元々は地域のある教頭先生がですね、もっと地域のためにやれることはないかと考えて、ある事務所の跡地利用から始まりました。当初は自然体験の活動を提供するとか色々検討されましたが、山村留学をやろう、子どもたちをもっと元気にしよう!と始まりました。地域の活性化は、どちらかといえば、二の次でしたね。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

やっぱり嬉しいのは、留学を終えて町を離れた子どもたちが、また遊びに来てくれることですね。ある子は、修学旅行で近くに来たから、先生に無理を言ってここまで足を延ばしてもらった、なんて例もありました。また私たち自身も、都市部の人との交流は刺激にもなりますし、反対に地元の良さを改めて理解するきっかけになりますね。

今後の夢と目標を教えてください

まず規模自体は、もうあまり拡大したくないんです。年間五組を引き受けて見守ることが私たちの丁度いいところです。10組来たときはかなり大変でした。目が行き届かないんです。都市部の人と山村の人とでは暮らし方や習慣が違う面が多々あります。その間にあまく立っていかなければなりません。こうした点をもっとうまくやり、都市と地域をうまく交流をさせていけるようになりたいですね。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

都市部で暮らす人には、山村留学と行くという選択肢があるということを知って欲しいですね。子どもたちの中には、性格的な面であったり、都市部で暮らすことそれ自体が困難なケースの子もいるんです。そんなときは、都市部よりゆったりした山村でならうまくれることも多々ある。そういう選択肢はあるんです。そのことも知って欲しいと思います。

取材者のコメント
加藤夏樹 今回お話を聞かせてくれたのは、事務局長の野間さんだ。お話を伺ってとても印象的だったのは、「山村留学という選択肢もあると知って欲しい」というフレーズだ。今更言うまでもなく、都会では多くの問題で、通常の学校に馴染めないでいる子どもたちがいる。そんな子たちも、もっと人が少ない、自然豊かな山村であれば、地域社会に馴染める可能性がある。それは単なる田舎暮らしへの憧れや都市部との人材交流、地域活性といった従来の文脈とはまた異なる、大きな価値の一つだと感じた。
団体・プロジェクトの概要
代表者 渡邊 隆之
住所 北海道沙流郡平取町振内町27番地22
TEL/FAX
お問い合せ furusato@furenai.com
URL http://furenai.com/furusatooyako/