HOME > プロジェクト・団体の紹介 >社会福祉法人 NPO法人あむ

社会福祉法人 NPO法人あむ

東京都

顔の見える障がい者福祉とは?
出会いからつながりを編み、誰もが大切にされる街を作りたい!

団体名・プロジェクト名

社会福祉法人 NPO法人あむ

社会福祉法人 NPO法人あむの写真

活動エリア 札幌市
ジャンル まちづくり 医療・福祉 

主な受賞歴や実績

詳しくはこちら。
http://www.amu.or.jp/

この活動について教えて下さい

もともと障害福祉サービス事業を行う社会福祉法人として活動していました。障がいを持つ人だけを支援していても、誰もが安心して暮らすことができる街にはならないと考え、街づくり、地域交流を意識した活動を行っています。私たちはそれを「ワンマイルネット事業」(1マイル=約1.6km=歩いていける、顔のみえる距離)と呼んでいます。地域の皆さんと一緒にお祭りを開催したり、子育てサロン、300円でどなたでも来ていただける夕食会なども行っています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

私たちは1999(平成11)年。前身の社会福祉法人札幌この実会の一事業所として小さな通所施設と、個人の要望に添ったオーダーメイドのパーソナルサービスを有料で行う事業をスタートさせました。2009(平成21)年独立し、自分たちの法人を設立し、障がいを持つ人たちを支援するための事業を社会福祉法人で、地域の中での活動や交流をNPO法人で取り組むという今の形が作られてきたわけです。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

自分たちでアイディアを練って発案し、企画し、それを実現していく面白さですね。上下関係を作り、トップダウンではやりたくなかったので、現場のスタッフからの「こんなことやれないかな!?」というアイディアを大切にしています。アイディアコンペというスタッフが事業や活動のアイディアをプレゼンし、話し合う場を作っているのですが、互いに刺激を受けてよいシナジー効果となっています。そうして生まれた企画が形になっていくのは楽しく、素晴らしいですよ。うちのスタッフもそうした取り組みに働き甲斐を感じてくれているようです。

今後の夢と目標を教えてください

さきほど、少し夕食会のこともお話しましたように、誰でもフラりとやってこれる、交流の場というか、コミュニティカフェのような場を作りたいですね。人と人が出会い、学び合ったり、刺激を受け合ったり。そうした場にしていきたいですね。それが地域とともにあり、顔の見える障がい者福祉の在り方として目指している方向ですね。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

「出会いからつながりを編んでいきたい」という思いを込め、「あむ」という法人名にしました。ですからうちは来る者は拒まずといいますか。誰にでもオープンな場でありたいと思っています。まずはフラリと遊びに来てみてください。歓迎しますよ!

取材者のコメント
加藤夏樹 今回取材に応じてくれたのは、事務局の姉帯(あねたい)さんだ。元々、僕がこちらに取材させていただきたかったのも、HP等を拝見し、「こんなに開かれた障がい者福祉に取り組む団体も珍しいのではないか?」と感じたからだ。実際、お話を聞いてみると、隣近所、近くの商店、町内会、商工会との連携や、地域と障がいのある方が、さらに地域とのつながったり、地域のボランティア活動を産みだせるように活動したり。また遊び場などの提供や子育て相談など、地域に積極的に溶け込み、「みんなが」同じ仲間として暮らす街づくり自体に尽力していると感じた。この分野でこんなにも開放的で、明るい取り組みは、お話を聞いているこちらまで、元気になるようなものだった。もし僕が近くに住んでいれば、「ばんごはん食べていけば?」(http://blog.canpan.info/amu0913/archive/813)の常連になったに違いない。(笑)
団体・プロジェクトの概要
代表者 松川 敏道
住所 札幌市中央区南9条西13丁目1-40
TEL/FAX 011-206-6373/011-520-1265
URL http://www.amu.or.jp