特定非営利活動法人　カシオペア連邦地域づくりサポーターズ

この活動について教えて下さい

ＮＰＯ法人カシオペア連邦地域づくりサポーターズは、カシオペア地域（二戸広域５市町村）での地域づくりにおける活動助成事業を柱として、情報発信や団体間の交流促進を目指した特定非営利活動団体です。「地域のため」とか「活動の幅を広げたい」と考えても、資金面を中心になかなか活動を広げることが難しいという現状がありました。そんな活動を少しでもうまく進めることができるように、行政・企業・一般住民・ＮＰＯが一体となってこの地域の団体をいろんな面で支援してきました。現在は少し形態は変わってきていますが、「地域を元気にすること」が私たちの活動の目標です。

どうしてこの活動をはじめたんですか？

個人一人ひとりや、一つ一つの団体の力は弱いですよね。でも地域を元気にしようと考えたとき、色々な取り組みをしている地域の団体が元気になることは、とても大切だと思います。そこを資金面や広報面で支援したり、他の団体との連携を図ることによって、地域全体に元気が行き渡るんじゃないかと思います。そのためのプラットフォーム、資金集めなど、重要な役割が『カシオペア連邦地域づくりサポーターズ』にはあると考えています。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

自分たちが関わり支援したことで、団体の活動が活発になったり団体の成長を感じた時です。それから、関わった団体から直接喜びの声や笑顔を聞いたり見たりしたときですね！　たとえば昨年度ですけど、被災地で自分たちの活動を生かした支援をしたいと考えて独自で動いてもなかなか話が進まないという団体に関わったんですね。助成金を活用して、現地と連絡を取り合うなどいろいろ段取りをして、ついに被災地での支援事業が実現した時には、とても感謝されました。ちなみにその団体には、“健康マージャンでの交流”という昨年度の活動実績が認められて今年度は他からも被災地支援事業の話が来たり、更にはその活動で内閣府表彰の受賞も決まり、団体の方たちも大喜びだったようです。そういう話を聞くと、私たちもとてもうれしいですし元気になります！

今後の夢と目標を教えてください

正直なところ、立ち上げ当初と比べると当団体の会員数は減少傾向にあり、活動も縮小傾向にあるといえます。活動・運営資金に関しても安定した収入源がないため、毎年何かの助成金などを見つけ、それに頼っているような現状です。しかし、会員として長年協力していただいている法人や個人の方たちがたくさんいますし、この地域にはまだまだ私たちの支援を必要としてくれている地域づくり団体がたくさんあります。その双方をつなぐためにも、私たちのような中間支援組織が各地域づくり団体に対し、広報面や資金面などで支援することが必要だと考えます。それを、できる限り今後も続けていきたいと思います。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

私たちの活動は、他の地域にお住まいの方に知っていただくということも、とても大切だと考えています。二戸地域出身の方、縁のある方はもちろんのこと、そうでない方たちにも広く、まずは私たちの活動を知っていただきたいと思います。その上で、趣旨に賛同していただいた方には、ぜひ会員になっていただきたいです。そしてその後の活動を見守っていただきたいと考えています。