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特定非営利活動法人 里山を守る会

東京都

子供たちを健やかに成長させる里山を守れ!

団体名・プロジェクト名

特定非営利活動法人 里山を守る会

特定非営利活動法人 里山を守る会の写真

活動エリア ①茨城県筑西市上野(五郎助山) 約6ha. ②茨城県筑西市辻(丸山)約1,6ha.
ジャンル 教育・学習支援 森林保全・緑化 自然保護 

主な受賞歴や実績

平成22年度 環境美化功労賞(環境大臣) 
平成24年度 社会ボランティア賞(ソロプチミスト日本財団)
平成24年度 森林ボランテイア部門 知事賞(茨城県)
平成25年度 環境保全県民会議表彰
平成26年度 地域再生大賞(優秀賞)地方新聞・共同通信社共催  

この活動について教えて下さい

私たちの活動は、大きく分けて二つの目標を持っています。① 里山の環境整備と保全② 里山を舞台にした子供たちの自然体験や環境教育のサポート。 子供たちの健全な成長を促す自然体験が、そのまま里山の保全・整備に繋がっていく。私たちは、そんな活動をしています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

平成9年に起きた神戸市須磨区の少年による連続殺傷事件に衝撃を受け、このような事件を起こす背景には、幼年期、少年期に自然の中で遊ぶことが少なくなったことや、テレビゲームなどの室内での架空の遊びの拡大も原因のひとつ、との思いを持ちました。そこで平成12年より、荒れた里山を整備し、そこに子供たちを呼び込み、様々な自然体験を通じて心豊かな青少年を育む運動を始めました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

自分の仕事を持ちながらのボランティア活動はかなりきついものがあります。でも、自然の中で友達と遊び、はじけるような笑顔に触れたり、着実にたくましさを増した子供たちの姿を見たとき、やりがいや、喜びを感じています。その笑顔を見たくてここまで来た思いがしますね。

今後の夢と目標を教えてください

地域の憩いの場、幼年期、少年期の自然体験の場、環境教育の場として永く保存したい。現在、いろいろな団体への助成金の応募や補助金で活動資金を調達しているが、将来、地域の自然学校として発展させ、「有料」で質の高いイベントの開発や、環境教育の場として財政の健全化を図り、給料の支払える自立したNPO法人に発展させたい。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

私たちは、幼年期、少年期にたっぷり自然に浸り、友達と思いきりその中で遊ぶことが心
の成長にとても重要だと活動を通じて実感しています。そのためにはこの環境を守り、次
の世代に引き継がなければなりません。環境保全に興味のある方、また、子供を身近な自
然の中で遊ばせることに共感を覚える方のご参加を心よりお待ちしております。
一緒に心豊かな子供を育てましょう。

取材者のコメント
加藤夏樹 自然体験が子供の心身の成長を促すことが教育界で指摘されて久しい。フランスのフレネ教育も、自然体験を重視した学校だ。自然という人間の思い通りにならない存在を通じて、子どもたちは実に豊かな感性、とっさの判断力、そして畏敬の念すら養っていくという。しかし、今の教育体制では既存の制度では身動きがとれず、こうした里山を守る会のようなNPOがその役を担うことが多い。自立するNPOへ向けて、中川さんの挑戦は続いている。
団体・プロジェクトの概要
代表者 中川行夫
住所 茨城県筑西市関本上619-6
TEL/FAX 0296-37-6100/0296-37-3080 五郎助事務所 TEL/ FAX:0296-37-1239
お問い合せ tikuseisatoyama@bz03.plala.or.jp
URL http://www.tikuseisatoyama.com