66歳から始めた社会貢献!
NPO法人グラウンドワーク笠間
活動エリア | 茨城県笠間市 |
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ジャンル | 森林保全・緑化 食・産業、漁業、林業 |
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グラウンドワーク笠間は、高齢化社会のど真ん中にいるシニア(年金生活者)が中心のNPOです。大きく3つの柱で事業を展開しております。◇「農業6次産業化」の取組み⇒笠間市の耕作放棄地≒2000坪の有効活用
◇「コミュニティカフェ」(グランパとグランマのお店)の運営
⇒ほっとする和みのカフェ/地産地消に拘った笠間の郷土料理のお店
◇「社会貢献活動」⇒学童通学支援(立哨)・少女サッカーチームの支援・ラオスに学校建設プロジェクト
地元の遊び仲間(ゴルフや飲み会)3人で、そろそろ社会貢献にも軸足を移そうとの考えで立ち上げました。若い人の肩車に乗っかるのは申し訳ないので、元気なうちは肩車から降りて「自立」するのが主眼。シニアが気軽に集えるコミュニティを構築することが目標です。
66才まで現役で頑張りました。その後、旅行とゴルフ三昧の生活をしましたが、今は、社会貢献に舵を切ったため、残余の人生は「全ての情熱・全ての時間・可能な限りのお金」をNPO活動に使う決心です。
「グラウンドワーク笠間」が長く持続的に発展することを望んでおります。後継者育成も含めて、シニアだけのNPOには、若干の限界も感じてきました。昨年から「多世代間交流」に少し舵を切りました。今年4月には、新規学卒の女性スタッフ1名がNPOに入職します。責任の重さを感じております。また、「グラウンドワーク笠間」の小さな成功事例の横展開(N倍化)として「グラウンドワーク水戸」「グラウンドワークつくば」等の拡大に傾注するつもりです。
昨年ベストセラーになった鎌田實さんの「1%の力」という本があります。「人は自分や家族の幸せのために生きていいが、できたら1%だけでも自分以外の人のために汗をかくことが大事」を贈りたいです。ゴルフや旅行も素晴らしいですが、社会貢献活動では、違った喜びが得られることを伝えたいです。
取材者のコメント | |
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古川和愛 | お話をお伺いして理事長を務める塙さんのバイタリティーに驚かされた。仕事を終え、趣味を楽しむ生活から社会貢献に舵を切り、それに全てを注ぐなんてことはなかなかできない。自分自身できるかと言われると自信がない。しかしそれを決断し、ここまで積み重ねてきた塙さんの実行力から学ぶことはとても多いと感じた。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 塙 茂 |
住所 | 茨城県笠間市笠間2247-1 |
TEL/FAX | TEL: 0296-85-4328 |
お問い合せ | shigeru-hanawa@white.plala.or.jp |
URL | http://gw-kasama.com/ |
主な受賞歴や実績
2014年 「プラチナ・ギルドの会」=2014年度「プラチナ・ギルドアワード」受賞
http://platina-guild.org/
2015年 一般財団法人「日本グラウンドワーク協会」理事に就任
http://groundwork.or.jp/