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NPO法人 Class for Everyone

東京都

どんな場所に生まれても自分の価値を発揮できる世界に!

団体名・プロジェクト名

NPO法人 Class for Everyone

NPO法人 Class for Everyoneの写真

活動エリア 藤野(国内拠点)、フィリピン(海外拠点)
ジャンル 国際協力 

主な受賞歴や実績

2012年に発足以降、1500台以上のパソコンを個人・企業から寄付してもらい、これをアジア・アフリカなど16ヶ国67地域の学校や教育機関に届けています。

この活動について教えて下さい

Class for Everyoneは、世界中のどんな場所に生まれても子ども達が自分の価値を発揮できる世界を目指し、途上国に平等な教育機会を創出することをMissionに掲げ活動を展開する国際NGOです。平等な教育機会創出に必要なツールをインターネットと考え、主に日本で余っているデバイス機器をリユースし、途上国でICT教育に活用するための仕組み作りを様々な団体や企業と協働で実施しています。

どうしてこの活動をはじめたんですか?

私がIT企業でシステムエンジニアとして働いていたときに、オンライン教育の勃興やアラブの春を目撃し、インターネットの持つパワーや可能性をもっと途上国で活かせる仕組みを作りたいと思ったことが発足のきっかけです。
私自身は日本に生まれたことが非常に運が良かったと思っているのですが、世界では生まれた場所によって自分の力を十分に発揮できない人たちがたくさんいます。生まれた場所によって人生が決まってしまうような世界を少しでも変えたいと思い、日本で余っているパソコンなどのデバイス機器を途上国に還元し、平等な機会を多くの人に届けられたらと思い活動を始めました。

この活動の遣り甲斐や喜びはどんなときに感じますか

一番やりがいを感じるのは、今までパソコンがなかった学校に直接パソコンを届け、それを使って楽しそうにしている子ども達や興奮している先生達の顔を見たときですね。
みんなに“初めての体験”を届けられるということは非常に自分もワクワクしますし、相手のワクワクも伝わってくるので本当に嬉しく感じます。
また、多くの人に必要とされていると感じるときも嬉しいですね。それこそアフリカやアジアの僻地からパソコン寄贈の依頼が届くときは、この活動をもっと頑張っていきたいという励みになります。

今後の夢と目標を教えてください

ひとまずは、日本国内におけるリユースプラットフォームを作ることですね。
今ではパソコンが中心ですが、今後はスマホやタブレット端末、ソーラーパネルなんかもリユースして、途上国に届けていきたいと考えています。このような高性能機器はゴミにするにはもったいないですし、ゴミにならないという「0 waste」を、事業を通して日本全国に広めたいです。
途上国に目を向ければ、1日でも早く人類をインターネットに繋げることが1つの目標です。現在の70億人のうち約43億人はアクセスできないか困難な状況ですが、この状況を様々な団体や企業と共に変えていき、地球上に住む人々の才能が開花するような世界を見てみたいと思います。

この活動に参加してみたいと思う人にひと言

継続した活動を行っていくためには、もちろんモノも資金も必要です。しかし、それ以上に私たちが必要としているのは、この活動を運動へ、そして日常へと進化させていくことのできる仲間です。個人の方でも企業の方でも参加できますので、ぜひ自分ができることを1つ用意して私たちの活動に加わってください。
詳細はこちらをご参照ください。 http://class4every1.jp/

取材者のコメント
古川和愛 代表の高濱さんがおっしゃっているように、インターネットの持つパワーや可能性の大きさはアラブの春を見れば明らかだ。そんなインターネットを使えない43億人が使えるようになり、自分の力を十分に発揮できるようになった時、今地球が抱えている問題の解決策が生まれるのではないか。その期待感の高まる活動である。
団体・プロジェクトの概要
代表者 高濱宏至
住所 神奈川県相模原市緑区牧野7029(牧郷ラボ)
TEL/FAX 090-1120-8503(代表)
お問い合せ info@class4every1.jp
URL http://class4every1.jp