医療と人の架け橋に!
特定非営利活動法人Webleaf
活動エリア | 和歌山県有田市・有田郡を中心に県内全域 |
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ジャンル | 医療・福祉 |
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特定非営利活動法人Webleaf(ウェブリーフ)は、地域のポータルサイトとしてインターネット上で地域情報配信事業を行っています。配信内容は、地元の医師会・介護協会の承認を得て、病院や診療所、介護事業所の情報を、そして、文化協会や芸術家の協力を得て、インターネット観る芸術展『箕島七〇年史』と題してウェブ展示会を開催しています。
その他に、ニュース速報や防災情報、公園や文化施設を紹介する『おでかけスポット』、スポーツ団体やイベント情報なども集約し、地域住民の利便性向上を図るとともに、芸術作品の素晴らしさを広めることを目指して、人と人とを「つなぐ」 交流を促し、『地域でつくる、つながるネットワーク』をスローガンに地域活性化に役立てるよう活動しています。
今日、社会全体が抱える問題はたくさんありますが、中でも『少子高齢化による人材不足』は業種を問わず、懸念される大きな問題です。特に当団体が在籍する和歌山県では2035年に高齢化率38%超となり全国2位となることが予想されており、他県に先駆けて様々な対策が必要となります。これらの問題は、多くの団体でも取り上げられ精力的に活動している現状が垣間見えますが、個々の活動のみでは地域全体への認知度が低く、特に若年世代と高齢世代との相互配信は非常に困難な状況になってしまっているのが現状だと感じております。このような社会情勢に少しでも力添えできるよう当法人では情報のデータベース化とウェブの広報力を駆使し、世代を問わず情報の活用ができる『地域のポータルサイト』として幅広い世代へ想いを繋げる環境の構築を目指して活動を始めました。
活動に対して賛同を得たときです。過疎地の多い地方では、未だインターネットによる情報配信は市民権を得ているとは言いがたく、活動の足枷になっているのが現状です。故に、配信情報や制作物が役に立ったと仰有って頂けたときは歓びも一入です。
将来的にインターネットを活用した高齢者施設同士の芸術交流イベントや地域の交流カフェなどの催しを行い、過疎地や移動が難しい方々にも新しい楽しみを感じて貰うとともに、高齢者や子どもたちで世代を問わない文化交流が日常的にできる環境を提供することが目標です。そして、これらの催しを大規模で行える防災施設兼地域交流施設を建てることが夢です。
地域情報を継続的に共有することは地域のため、延いては来訪者のためにも成り得ると考え、情熱を糧に活動しています。ただ、所属する理事は本職を持ちながら兼務で事業活動を行っているため年々疲弊しているのが現状です。情報集約業務を手伝って頂けるメディアの方や賛助していたける方、芸術作品やイベントの素材(写真・映像)をご提供して頂ける方が居られましたら是非ご協力下さい。
取材者のコメント | |
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古川和愛 | 医療連携は、まず医療を提供する側の職種間連携があり、その上で地域の情報をいかに共有するかがカギとなるという話を連想した。提供する側と提供される側。この連携が実は見過ごされやすいのだ、と。しかし、今回取材させていただいた団体は、まさにこの架け橋となることに尽力されている。超高齢化社会にあり、ご老人方に必要な情報が適切に届くためにもこれからもがんばって欲しいと切に感じた。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 富山 亮 |
住所 | 和歌山県有田市箕島940-1 |
TEL/FAX | TEL:050-3579-9535 FAX:0737-83-5269 |
お問い合せ | info@npo-webleaf.org |
URL | http://www.npo-webleaf.org/ |
主な受賞歴や実績
有田地方介護医療連携の会(有田圏域の医師会、介護協会、自治体、和歌山県振興局)と協力して、県下初となる「病院や施設を入退所する高齢者を中心に迅速適切な案内を行うことを目指したショートステイ空床情報および受入体制公表システム」を構築しました。
活動詳細はコチラ。
http://www.npo-webleaf.org/