広島から大きな平和を!
特定非営利活動法人 ANT-Hiroshima
活動エリア | パキスタン・アフガニスタン・フィリピン・日本など |
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ジャンル | 国際協力 |
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ANT-Hiroshimaは、平和都市・広島を活動の拠点とし、原爆という悲惨な戦争の歴史と、そこから立ちあがったヒロシマの経験を世界各地の人々に伝え、次世代の平和構築の担い手を育てることを目的に、平和教育活動、平和文化交流、国際協力活動などを行っているNGOです。「世界の、そして1人1人の平和づくり」を目指して、国内外の研修生の受け入れや平和教育講師の派遣、Sadakoの絵本プロジェクトやアフガン難民支援などに取り組んでいます。
(活動詳細はコチラ→http://www.ant-hiroshima.org/project.html)
外国人留学生を支援、交流するために立ち上げた市民団体「アジアの友と手をつなぐ広島市民の会」(1989年)が前身です。その後、出発点の思いをより象徴的に、よりグローバルに表現したいと考えて「ANT-Hiroshima」へと改称。ANTには「アリ」と「Asian Network of Trust」(アジアの信頼のネットワーク)という2つの意味が込められていて、1人1人の力はアリのように小さくとも、信頼のきずなをベースに世界各国の人びとやNGOなどと協働することで大きな平和を実現していきたいと考えています。
海外から広島を訪れた研修生たちが広島の復興のプロセスを学び、帰国後、貧困や紛争に苦しむ自国の人達のために、平和の大切さを伝えるワークショップやネットワークを活かしたプロジェクトを企画・実施してくれた時には、とても嬉しい気持ちになります。
このヒロシマから、地球をとり囲む平和を願い行動する人々のネットワークを築き、核なき世界を実現したいです。
「世界の、そして1人1人の平和づくり」のために活動しているNGOです。個々の力は小さくても、その力が集まれば大きなパワー(平和)につながっていくと信じ、目標に向かって少しずつ歩んでいます。国際協力・平和構築というと硬いイメージを抱きがちですが、身近なところから皆さんの一歩を踏み出してみてください。
取材者のコメント | |
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古川勇樹 | 原爆による悲劇から立ち上がった経験を持つ広島から世界へ平和を訴えかけるこの団体。海外からの研修生が新たな平和構築の担い手として、自国で平和の大切さを伝えてくれることが喜びだと語ってくれたが、世界の平和という大きな目標は、団体名に込められている通り1人1人の力が結集することでしか実現できないのだと感じた。 |
団体・プロジェクトの概要 | |
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代表者 | 渡部 朋子 |
住所 |
広島市中区上八丁堀8-14-5F |
TEL/FAX | 082-502-6304 / 082-502-6305 |
お問い合せ | ant@ant-hiroshima.org/ |
URL | http://ant-hiroshima.org |
主な受賞歴や実績
2005年「広島ユネスコ活動奨励賞」受賞
2007年「広島市市民表彰(市民賞)」受賞
2014年 ユニタールと協働で実施している「グリーン・レガシー・ヒロシマ」の『被爆樹木が世界に伝える未来へのメッセージ「平和・希望・共生」』というプロジェクトが、(公財)日本ユネスコ協会連盟「第6回プロジェクト未来遺産」に登録される